4月4日は「幸せの日」
今日は4(し)が合わさっているので、幸せの日なのだそうです。初めて知りました。
ノーベル平和賞の候補にもなった、マインドフルネスの教えを世界に広めたベトナム出身の僧侶、ティック・ナット・ハン師の愛に関する教えを編纂した本『愛する』(愛を育むレッスン)を昨日ちょうど読み返していて、苦しみを幸せへと変容させてくれる瞑想で培われるエネルギーについて書いてあったので、シェアします。
瞑想
瞑想とは次の3つのエネルギーを培うことです。
すこやかな気づき(マインドフルネス)
集中力
洞察力(物事の本質を深く見通す力)
この3つのエネルギーは私たちの幸せを育んで、苦しさをやわらげてくれるのです。
あなたの苦しさは今もまだそこにあるままかもしれません。
たとえ心に苦しみがあっても、この3つのエネルギーが苦しみをやさしく包容し、幸せへと変容してくれるのです。
気づき(マインドフルネス)と思考について書かれたこちらもよかったので。
気づきのエネルギー
自分自身を否定し、自分の心と身体を傷つけつづけるかぎり、誰かを愛し、受け入れることを論じてみても無意味です。
でも、すこやかな気づき(マインドフルネス)の力があれば、不健全な思考パターンを把握することができます。
私たちの思考は時に堂々巡りを繰り返し、不信や悲劇、対立、孤独、嫉妬の渦に巻き込まれてしまいます。
こうした心の状態は、自ずと私たちの言動に現れて、自分やまわりの人々を傷つけてしまうのです。
意識的呼吸によって生み出されるすこやかな気づき(マインドフルネス)のエネルギーが惰性的な思考パターンを浮き彫りにして、明確に気づかせてくれます。
悪循環をもたらす思考パターンを自覚し、その癖に微笑みかける余裕を持つことは、望ましい注意力の実践であり、有益な脳神経回路が新しく発達するのをうながしてくれるのです。
大切なことをたくさん気づかせてくれる一冊なので、ぜひ手に取ってみてください。このような時期なので、より心に響きます。