通勤電車でできるマインドフルネス
「メディテーションをする時間がなかなか取れない」と友人たちから時々言われます。メディテーション、特にマインドフルネス・メディテーションは足を組んで、親指と人差し指で輪っかを作った手を膝に置いて、20分床に座らなければできないという特別なものではありません。ただ、過去や未来(1分後の近い未来も含めて)に思いを巡らすのをやめて、今この瞬間に意識を向ければよいのです。
指を1本ずつ折り曲げることに意識を向けるだけ!
メディテーションする時間なんてない!と思っている方に電車の中で短時間でできるマインドフルネス・メディテーションがあるので紹介します。この方法は、テーラワーダのスマナサーラ長老のセッションで教えてもらいました。座っていても立っていてもできます。
一見簡単そうなのですが、実際にやってみると心の中で言う時に右手と左手が混乱したり、集中しないと難しいです。家を出る前にバタバタしたりとせわしない朝にこれをやると、一旦リセットした気分になってスッキリします。電車の中はいろんな人がいますし、目や耳から入ってくる情報も多いので、2回ほど繰り返して、10分でもよいので外からの情報や自分の頭の中に無意識に浮かんでくる思考を遮断してみてください。
集中しすぎて乗り過ごしのないようにしてください!(笑)