いつでもどこでもできる心を集中させる1分間の瞑想
マインドフルネスの記事などを読んでいると「Natural Awareness (ナチュラル・アウェアネス)」という言葉を見かけます。自分の意識を意識している時のことを言います。英語で言い換えると「Awareness of awareness」です。何も批判も評価もせず、今自分が存在している世界に気付いて感じることです。目を開けた時、何かを見ている時、何かを聞いた時、何かを触った時にも、ただそこにある自分の意識を意識することができて、そのシンプルな意識は人間誰しも持ち得ていて、見たり聞いたり触れたりしているものに関して、自身のフィルターを通さず、何も評価もせずに受け入れている状態です。誰でもいつでもその状態になることができます。
では、今日は私が購読しているアメリカのマインドフルネスの専門誌、mindful.orgの編集長がアップしていた、いつでもどこでもできる1分間の瞑想を紹介します。「自分の意識を意識する」ことができるようになる練習です。
以上を1分間という時間の感覚がつかめるまで、タイマーを使って1分やってみてください。時間に余裕のある方はもう少し長くやってもよいかと思います。練習をしていくと、無理にそういう時間を作らなくても、1日に何回か意識を意識することができるようになります。
写真はLAで撮ったピットブルの写真です。動物は自分の意識を意識することはできません。このピットブル君はどこかをじっと見ていますが、見ている対象物が自分には敵か味方かとかジャッジしているのでしょうか? それともただボーっと何かを見ているのでしょうか。それとも、何かを見ているようで、何も考えてないのでしょうか。犬の気持ちになることはできないので、想像もつかないですが。