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現代メンタリズムの鉄則

かつてアメリカで発行されていたメンタリズムの専門誌『SYZYGY』48号より抜粋し、日本語訳。
同誌の編者でもあるメンタリストのLee Earleが、現代メンタリズムで成功を掴むため重要だと思われる指針を書いたものです。

「マジック」ではなく「メンタリズム」をやりたい人への多数のヒントがここに含まれています。
これを読んだあなたを刺激し、より高い質のパフォーマンスを目指されんことを!

  1. マインドセットは重要である。
    現代のメンタリズムは、もはや単なるマジック・手品の一分野ではなく、独自のアートフォームへと進化している。観客を「騙す」ことが目的ではないのだ。

  2. 前提は極めて重要である。
    信じられる前提を設定すれば、他のすべてがうまくいく。土台に欠陥があれば、観客に食い下がられることになる。

  3. 素材は最小限に。
    あなたと聴衆の間にあるものは少なければ少ないほどよい。ダニンジャーはこう言ったと言われている「小道具を手に取るたびに、あなたの値段は下がる」

  4. 個性を最重視する。
    誰もインチキを好まない。完璧な俳優でない限り、「キャラクター」を作ろうなどとは考えないことだ。成功するためには、自然であること、本物であること。

  5. 起業家精神がすべて。
    成功するメンタリストは皆、まず卓越した一人のビジネスマンである。同業者のコミュニティ以外では、メンタリストが何なのか、何をしているのか、誰も知らない。収入の機会を宣伝し、開拓するのは私たち次第なのです。

  6. 態度がすべてである。
    「演じる」のではなく、ベストを尽くすか、ステージに立たないこと。メンタリズムは簡単ではない。観客の注意を引くに値するプレゼンテーションを作り上げるには努力が必要だ。

  7. 観客を尊重する。
    あなたがどんな特別な才能を開花させたかなんて、誰も気にしていない。観客は「私に何の得があるのか?」と尋ねる権利がある。今日のシニカルな観客は、ため息をついて「だから何?」と言うことを忘れてはならない。

  8. ステージクラフトを研究する。
    あなたは効果的なコミュニケーターで、舞台技術の達人で、メンタリズムの具体的なテクニックを学び続ける人間でなければならない。それ以下では、自分自身を卑小な存在に変えてしまうことになる。

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