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論文を読んで〜ASD児へのPECSと視覚的スケジュールの活用〜
本日は
「自閉症児に対する視覚的スケジュールとPECSを用いたトイレのこだわり行動の減少とトイレ要求行動の形成」を読んで。
第二回目、まだASDについてを深堀っていきたいところです。
やはり本日も実際に活用できそうなお子さんを想像して、
どんなふうに使えるのかなと読んでいました。
概要です。(詳細について気になる方はご一読ください。)
無発語の6歳、重度ASDの男児に対してPECSと視覚的スケジュールを活用した介入。元々絵カードの訓練を他で始めており、カードを手渡すなど一部プロンプトなしでできる程度。介入中にトイレに行って水遊びをするなどの問題行動あり、そこからPECSと視覚的スケジュールを用いて適切なタイミングでトイレに行けるようになった例。
小学生になるとPECSと視覚的スケジュールを般化させて、スケジュール変更に応じられるようになったことや、休み時間の遊び方を自分で選べるように。
トイレトレーニング
・発達障害児の場合一度正しく学習しても、誤学習となってしまうことがある
→トイレ以外での排泄、水遊び、、
なるほど〜
PECS®
( https://pecs-japan.com/%e7%b5%b5%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%89%e4%ba%a4%e6%8f%9b%e5%bc%8f%e3%82%b3%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%8b%e3%82%b1%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%a0/ )
段階的な介入の詳細部分がどうしても分かりづらいですね。
ワークショップを受けねばなりません。
でもしっかり使いたい子はわたしもたくさんいます。
次回の議題に。
視覚的スケジュール
使える子には使っていますが、一人遊びとなってしまう子にはなかなかスケジュールを共有しようとすることが難しいです。
この事例の子も重度ASD(運動>言語)とのことでした。
どうやって取り入れるんだろうと、実践的な部分でとても気になりました。
でも自分のものにしてしまえば、一転。スケジュール変更も難なく行えるくらいの本人の強みとなっています!
この使い方・般化の仕方がきっと理想的ですね。
PECSも使用しているため、絵を縦に並べるスタイルなんですね。
PECSカードを使用して作成してみようと思いました!
<読んでみて>
・経過とともに目標とするところも柔軟に変化させていく!頭ではわかってる!重要!
スケジュールに合わせて行動(トイレも)をする
→スケジュール以外でトイレをいきたいときにPECSで伝えられる
・構造化できることで、本人も支援者も過ごしやすい!
これって生活の中で超大事、、、!と再確認。
・「外出先で自発的なトイレの要求が見られ、場面への般化と有用性が確認された」
ここまで来たら誰にでも意外と伝わる、、今支援している子たちがマイノリティで分かられないときにこれが出来たらとっても素晴らしいな
親御さんも一安心するだろうなあ。。
感想ではありますが、見返してみてこんな感じ。
リハビリっていろんな支援がありますが、
本来のあるべき支援ってこういう生活に即したところなんだろうなあと
当たり前なのかもしれないけどどこか忘れていたところ。
再確認させていただきました。
それではここらへんでおやすみなさい🌛
今日はカレーを作って休みを迎えるとします。
ありがとうございました。