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1日の満足度を上げるための取り組み

1日24時間はあっという間に過ぎていく感覚の人もいれば、時間が過ぎるのが長く感じて仕方ない感覚の人もいると思う。
それは自分がやっていることとか、体調によっても変わったりするかもしれない。

僕はそこをできるだけコントロールして1日の満足度を上げたいと思い、とある本を読んで学んだ方法を取り入れてみたというお話をしていきたい。


結論から言うと、それは毎日その日のTODOリストを作って行動していくというものだ。
それによって今日1日できたことを見える化でき、達成感を味わえたり翌日への課題を見つけることができる。

というのも、僕は昔から休日を無駄に過ごしてしまいがちなタイプで、1日を終えようとしたときに「今日はいったい何してたんだっけ」とわからなくなってしまうことも多かった。
きっと同じように、時間の使い方がいまいちでどうにかしたいという人もいるのではないかと思う。
もし少しでも参考になって、1日1日を充実して過ごすきっかけになれたら嬉しい。


何を隠そう、僕は細かいことが気になってしまう繊細な気質を持つ人間、いわゆるHSP気質だ。
厳密に言えば、概してHSPは内向的で刺激に弱いタイプであるのに対し、僕はHSS型HSEと言って社交的で自ら刺激を求めてしまうタイプなのだ。
一見、繊細であることが分かりづらいタイプで、自ら他者との交流や刺激を求めて結果的に疲れてしまうという、やっかいな気質でもある。

そのため、何か行動しようと思っても細かいことが気になって足踏みしたり、行動するのをやめてしまったりと、スムーズに事を運ぶのが苦手なのだ。
そこで、精神科医である西脇俊二さんの書いた「繊細な人が快適に暮らすための習慣 医者が教えるHSP対策」を読んでみたらとても参考になったので、自分も繊細なタイプだなと感じる人にはぜひオススメしたい。


その本の中で、細かいことが気にならなくなる習慣としてTODOリストの習慣が記されていた。
細かいことが気になってしまう理由のひとつには、優先順位をつけるのが苦手なせいだという。

人の脳は、絶えずさまざまな情報を受け取りながら、「大事なこと」「そうでもないこと」を選別しています。
ところが敏感すぎる人の場合、すべてが大きなボリュームで飛び込んでくるので、何が大事でないのかがわかりづらいのです。

西脇俊二著:繊細な人が快適に暮らすための習慣


確かにそのとおりだと思った。
頭の中だけで優先順位をつけようとすると、どれも大事なことのように思えて何から手を付ければよいかわからなくなってしまう。

そこでオススメされていた方法が、朝起きてすぐにその日のTODOリストを書き出すというもの。
活動を始めると新しい情報を受け取りすぎてしまうので、朝イチにやるといいとのことだ。
リストを書き出すのには時間をかけすぎないように注意し、項目はできるだけ5個までに絞ること。
ちなみに時間や締切が決まっている用事などは「スケジュール」として分けて考え、その合間で自分の意志で行うものをTODOとするということだ。


ちなみに僕は朝イチでなく前日の夜にリストの作成を行っている。
その理由は、夜にTODOリストの振り返りを行い、すぐ翌日の活動に活かすためだ。

まだ始めて2ヶ月ほどだが、効果は目に見えて表れた。
まず、あらかじめやることを棚卸しすることで、大事なことか否かを冷静に見極められるようになってきたように感じる。
はじめは5つ以上のTODOを出してしまっていたが、今日やるべき大事な5つに絞り込むクセがついてきたからだ。

また1日の終りに、それらリストの項目を終えられたかどうかチェックして消し込みをしていくことで、1日の達成感や充実感が得られるようになる。
だんだんと「今日はこれが出来なかったな」という状態が少なくなっていき、大事なこと・やるべきことをピックアップしてすべて終わらせるという好サイクルが生まれてきたのだ。


まだやり始めたばかりではあるので、まだTODOリストひとつひとつがざっくりしていたり、やり残しが出てしまうこともあるが、それでも「今日は1日なにしてたんだっけ」と思うようなことがなくなってきた。
着実に1日1日を自分でコントロールして生きれている実感が生まれてきたのである。

さらに最近追加してやり始めたことは、1日の活動を振り返り、それぞれを五段階評価するというもの。
これらの平均点を出して、徐々に点数が上がっていくように改善をしていくことで、1日のハッピー度を高めていくという習慣だ。
これもこの本で紹介されている方法なので、また機会があればお伝えしたい。




というわけで、明日も心穏やかな1日を。


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