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40代、将来に向けての備忘録
僕は今年40代に突入した。
改めてこれまでを振り返るとキレイに年代でスタンスが切り替わっていて、今また新たなスタンスで人生を送っていきたいと考え始めている。
20代は労働者として1日中働きっぱなしだった。
新卒で大企業に就職し、2年目からフル残業で会社と家の往復生活が訪れている。
そのため給料を稼ぐことはできたが、自分の時間をろくに確保できず、時間があっても疲労で何もできないという状態。
この生活は体に良くないと感じ、転職を考えはじめた。
30代は自由な身になってマイペースに過ごしていた。
転職しても同じことが待っていると感じ、どうせなら自分で何かやってみたいというチャレンジ精神が湧いたのだ。
いろんな形態を考えたが、ゲストハウスというものに可能性を感じ、一気に個人事業主へ。
いま考えると、ただの会社員だった自分がよく開業まで漕ぎつけたものだと驚きだ。
しかしビジネス感覚に乏しく、マイペースに過ごせるものの稼ぎがおぼつかず苦しい状態。
パートと掛け持ちしたりもしながら続けているが、ワンオペと持病のためフルスロットルでゲストハウスをしていくことは難しいなと感じはじめた。
僕の思考のクセにもなっていることだが、白黒思考で極端なのだ。
20代はガツガツ働く方へ全振りし、30代はペースを崩さない方へ全振りしている。
40代に突入した今、改めて働き方のスタンスを見直していきたいと感じるようになってきた。
白でも黒でもないグレーゾーンに突入したいと思ったのである。
どういうことかと言うと、被雇用者と個人事業主の2足のわらじを成り立たせるということだ。
個人事業主として、ゲストハウスは現状の宿泊客の傾向的にも365日稼働している必要はなく、居住しながら営んでいるため自分としても毎日稼働はキツイところがある。
それよりは曜日を限定して、来てくれた人に最大限楽しんでいってもらえるようエネルギーを注いでいきたい。
そのため、以前に別のnoteでも書いたがゲストハウスを民泊化するという方法がある。
稼働日数の部分で言えば民泊にする意味はそれほどないのだが、スタンスをはっきりする意味でそうしたいと考えている。
被雇用者というのは、別に会社である必要はないのだが給料を得て働くことになる。
やってみて感じたことだが、自分でお金を稼ぐというのはなかなか難しいことだ。
メンタル面でもしっかりコントロールできていなければならないと感じる。
そのため、自分が力を発揮できるような会社や組織などに雇用していただき、生活を安定させるような状態をつくっていきたい。
ただし20代のような働き方は当然できないので、労働時間や休日が無理なくできるような、かつ副業もOKな仕事が条件となる。
つまり、いまは本業としているゲストハウスを、雇用される仕事と複業として働いていきたいと考えている。
そのため、副業可能かつ必要な分の給料が得られる働き方を探していきたい。
それが40代になった僕の、バランスの取れる働き方だと思う。
そう簡単ではないかもしれないし、今はまだ検討もついていない。
しかし目標を定めてしまえば進むべき道は見えてくるはず。
頑張っていこう。
というわけで、明日も心穏やかな1日を。