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ゲストハウスってなんなんだろうか

僕は自分のゲストハウスをつくって丸5年になります。
その期間はほとんどコロナだったから、活気のある状況っていうのはあんまり訪れていません。
でも、コロナのおかげで自分のゲストハウスとじっくり向き合って日々に追われることなく将来を描いていこうと考えることができています。

やっぱりゲストハウスの一番の特徴は、人と人との距離感が近くて交流しやすいところだと思います。
交流しやすいというよりも、自然発生的な人との接触が起きやすくて交流せざるを得ない側面もあるかと。

なぜ僕がそんな場をつくり、そこの主になろうとしたのかというと、ある意味強制的な交流によって平和を感じてもらいたいという考えがあります。

…少し大きく言い過ぎました。

僕は人間いつでも誰とでも、本気で笑い合ったり、語り合ったりできた方が楽しいよなと思っていて、極端に言えばみんなお互いを家族のような存在に思えていれば、不要な争いとか揉め事は増えないんじゃないかと思うのです。
本当は世の中がそうなってくれたらいいなとは思うけど、少なくとも自分の周りをそういう空気感にしておけば、ここに来れば安心していられると思ってもらえるかもしれない。
そう思えるような場所をつくりたいと考え、ゲストハウスをつくりました。

僕はゲストハウス好きだったわけでもないし、ゲストハウスがずっとやりたかったわけでもありません。ましてや宿泊施設がやりたかったわけでもありません。
ゲストハウスというのは、旅先での住まいを確保し次の日も元気に旅へと出掛けるための最低限の施設かなと思います。
しかし、前述のように人との交流がしやすい側面があり、運営スタイルもカスタマイズしやすいところがあります。

僕は自分のやりたいことを叶えるためにゲストハウスというフィールドはとてもお誂え向きなんじゃないかと感じ、自分でつくる決意をしました。
そのため、安く泊まれる宿とか、ホテル代わりにとか、泊まることをメインとするのでなく、「人と関わることを目的に来て、おまけで泊まることもできる」というポジションに持っていくことが目標なわけです。


まだまだ思うような形はつくれていないのだけれど、自分がゲストハウスをつくった意義を表現できるように進んでいきたいなと思いました。
興味があればぜひ遊びに来てくださいね。




というわけで、本日も感傷に浸る良い夕暮れ時を。

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