湊町の炭焼き技術を守りたい
湊町の田代地区では、昔ながらの技術で、
炭焼きを仕事とする人が多くいらっしゃいました。
田代地区では、たたら炉の跡地も見つかっていて、
昔々に、高度な技術をもった鉄づくり職人たちが住んでいたと考えられています。そのため、鉄づくりに欠かせない、「炭焼き職人」が田代地区には多くいたのだと思います。
また、田代地区には田んぼが無かったので、
米ではなく炭で年貢を納めていたそうです。
湊町の鉄づくりを追っていく中で、湊町の炭焼きに辿り着いたわけですが、
この湊町の炭焼き技術が、いま滅びようとしています。
現在では、後継者がいないことから
炭焼きを仕事とする人は一人もいなくなってしまいました。
ですが、湊ネットワークでは、昔から自然と共に生きてきた先人たちの、素晴らしい炭焼きの知恵を、未来にも残していきたいと考えています!
先日、おととしで炭焼きを辞めてしまった【二瓶喜八郎】さんにお会いし、炭窯を見せていただくことができました。普段耳にすることのない、貴重なお話を、たくさん話してくださいました。
その様子を、動画にてご紹介しています。
前編・後編と2部に分かれていますので、ぜひ最後までご覧ください。