【第46回】「庭遊びと非認知能力と常識と」港区賃貸の僕が、なぜ田舎にセカンドハウスを買うのか。
以前に教育と庭で遊ばせることについての話をした。
別件で仕事をしているときに、こういう能力のことを非認知能力という呼ぶということに気がついた。認知能力はIQなどの数値で測れるもの。学校で習っている教科などはこれに当たるだろう。一方で、非認知能力はこういったIQテストなどで測定ができないものと言われているようだ。
呼び方はどうであれ、同じようなことを言っている。非認知能力が昨今注目されているというということだけれど、それは時代が認知能力の限界に行き着いてきたということだし、AIという代替案が出たときに認知能力では勝ち目がないということに気がついているということだ。
庭や自然で遊ばせるということをしたいのは、そういった力を早くにつけさせたいと思っているからに違いない。
人間の情緒を考えたときにきっとそれは自然の中や人間とのふれあいの中で生まれたんだと思っている。決して、塾での勉強や参考書の中から出てくるものではないだろう。
また一方で「常識」ということもぜひ色々学んでほしいと思っている。常識というのは「水は上から下に落ちる」ということや「夏は暑い、冬は寒い」「葉っぱは緑で陽の光が当たるところでよく育つ」とか、教科書で学ぶのではなく肌で、体験や経験で覚えてほしいと思う。そういう常識があることは将来の学習にとって効率が良いと思うからだ。自然の摂理を肌で知っている人はいちいち勉強で細かいことを覚えなくても、常識で考えることができる。
例えば、ヒグマの写真を見たときに、常識的にこの動物がどこに生息しているのかが分かるということが重要だ。
これについては、明日詳しく書こうと思う。
ではでは。
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