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学生指揮者に挑戦します

現在、学生指揮者に挑戦することを考えております。しかし、指揮は初心者なので、何から手を付けるべきか、どうやって学ぶべきか、全く見当がつかない状態です。このnoteは、私の日記というか独り言程度のつもりで始めましたが、今回は読者の皆様への情報提供のお願いという形になります。

以下、学生指揮者を希望するに至った経緯、現在の状況についてまとめておきましたが、長いので、せめて、皆さんに教えてほしいこと最後にの項目だけでもお読みいただければ幸いです。


高校生のアンサンブルでの挫折

高校の吹奏楽部で管打楽器8重奏をやった時、 リーダーとしてそのグループの練習を進めていました。

練習の進行は難航を極めました。当時吹奏楽のキャリアは5年目でしたから、演奏を聴けば、上手いか下手かぐらいはなんとなく分かります。なので、「このままではまずい」とは思いましたが、具体的にどこを指摘すればよいか、どんなふうに練習を進めていけばよいかはまったくわからず、非常にもどかしいような、悔しいような思いに潰されそうになりながら練習を進めていました。

ある日、アンサンブルのメンバーが私の悪口を言っているのを聞いてしまいました。しかし、「ああ、やっぱりか」というのが正直なリアクションでした。自分に十分な技術がなく、まともな指摘ができるわけでもなく、練習中の雰囲気は最悪。悪口を言われても当然と思っていました。

メンバーからの冷たい視線を感じながら練習を進めていく中で、自分の無力さを痛感させられました。結局校内予選を抜けることができず、実際の舞台に立つことはありませんでした。今も自分の中に未解決問題として残り続け、それを思い出すたびに「あの時どうすればよかったのだろう?」と考え込んでいます。


”吹かされてる感”への疑念

高校の吹奏楽部の前に立って演奏を聞いたこともありました。お世辞にも上手いとは言えませんでしたが、それ以上に、いつも大きな違和感を感じていました。

演奏している様子が、どうも楽しそうではありませんでした。

そして、先輩方も同じような指摘をしており、一時期、”吹かされてる感”という言葉が一部で流行ったこともありました。部員が音楽が嫌いだということは考えにくいです(そりゃあ吹奏楽部ですから笑)。しかし、前に立って演奏を聴いているとどうもつまらない感じがします。結局これといった原因はわからないまま、私は高校を卒業しました。

そして大学に入学し、吹奏楽団に入団。

初めての合奏の様子は、高校の吹奏楽部を彷彿とさせるものでした。


学生指揮者という選択肢

そんなこんなで、様々なコンプレックスを抱えている私ですが、大学でも吹奏楽を続けたいという思いはありました。

そしていざ大学に入ってみると、大学の吹奏楽団に入るか、一般バンドに入るかで迷いました。私が今住んでいる地域には、毎年コンクールで地区代表に選出されている一般バンドがあります。そこに入団すれば地区大会突破はほぼ確実でしょう。しかし、大学生のうちしか参加できない大学の吹奏楽団にも大きな魅力を感じていました。

悩んだ末、私は大学の吹奏楽団を選びました。

決め手は学生指揮者でした。

高校で経験した自分の実力不足や悔しさを克服する場が与えられたような、もう一度チャレンジできるフィールドが用意されたような、そんな気がしました。そして、社会人(もしくは大学院生)になってからでは、吹奏楽に注力することはおそらくできないだろうと思うと、自分に与えられたチャンスはこれが最後であるように思えました。


鬱の治療+勉強+指揮

とは言っても、私は鬱の治療中で、学業すらまともにできるかどうか怪しい状態です。やはり、何度も躊躇しました。

また、体調が急変した1学期中盤以降も、コミュニケーション不足によるうつの悪化を懸念したため、また、パートのメンバーに心配をかけたくなかったため、部活の練習には参加していました。しかし、学業がまともにできていないのに部活に参加するのはいかがなものかと、ずっとわだかまりを抱えながら練習に行っていました。

さらに、これから私は「合理的配慮」を申請する予定で(課題の提出期限の延長等を申請する予定)、こなすべき課題の内容は基本的に変わらないにせよ、ある程度融通していただいている状態です。なので、そのような点でも、学業が満足にできない状態なのに部活はやる、という点にも違和感をずっと抱いていました。

しかし、熟考の末、指揮をやってみたいと思いました。

病気を理由にして自分の本当の”好き”とか”やりたい”から逃げたくない、そう思いました。

もちろん、これは私が私自身に対して与えた解釈で、世の中の鬱で苦しんでいる人に対して「言い訳だ」とか「逃げているだけだ」などと言うつもりは全くありません。

ただ、私の人生で一度きりの大学生活で、病気だからと言ってやりたいことをしないのはとても勿体ない気がしてなりませんでした。このチャンスを逃すと、自分は一生後悔する気がしました。


皆さんに教えてほしいこと

以上のような経緯により、現在学生指揮者を目指している状態なのですが、指揮と言えば中学生の時に合唱祭の指揮をしたくらいで、ほとんど素人のようなものです。まともに指揮の勉強をしたことはありません。指揮者として求められる技術や知識が全く無いのはもちろん、”そもそも何が求められるのか”すらわからない状態です。なので、様々な方からアドバイスをいただきたいと思います。

以下、私の現状をまとめて示します。

・指揮の経験はほぼないに等しい(強いて言えば中学校の合唱コンクール)
・吹奏楽は中学校1年生から始めて、今年で7年目
・ピアノ含め、打楽器以外の楽器経験なし


最後に

私は、「自分の大学生活は素晴らしいものだった」と、自分の大学4年間を肯定したうえで次のステップに進みたいと思っております。そのためには、「今この瞬間を全力で生きる」以外の方法はないと信じています。もし後になって「ああしておけばよかった、こうしておけばよかった」と気づいたとしても、その当時の自分が全力を出しても思いつかなかった方法なのであれば、その方法はきっと最初から実行不能だったのでしょう。

カードゲームに例えて言うならば、自分は今現在持っている手札の中からしか次に出す札を選べないのと同じです。後から強いカードが手に入ったとしても、「あの時(そのカードがまだ手札にないとき)これを出しておけばよかった」と思うことはないでしょう。

ただ、大学生活がカードゲームと違うところは、「自分がいま出せる手札の数は、自分の能力や情報収集力によっていくらでも増やせる」ところだと思います。したがって、今出せるはずのカードの存在を見落とすことだけは絶対にしたくないと思います。

なので、今このnoteを読んでくださっているあなた、どうか私にお力添えいただけないでしょうか?もしアドバイスしてくださるのであれば、私にご連絡ください。コメント欄、TwitterのリプライやDM、何でも構いません。

こんな私ではありますが、どうかお力添えをお願い申し上げます。

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