階層のない組織を作る。組織メンバーが自主的に目標を作り、誰に指示を受けることなく、実行し、達成し、自己実現を果たしていく。肩書きがなく、自分とは何者であるか?何者になりたいのか?自ら考え、我が道を進む必要がある。 前回のセルフマネジメントでは、組織内に上下関係がなく、自ら考え、決定するプロセスについて書いた。ティールでは上下関係がないだけではなく、役職もない。正確には、組織から与えられる役職とその在籍期間を強制されることがないということだ。階層のある組織では、組織から、
階層のない組織を構築する。皆が本来の特性を生かし、組織の成長の為貢献する為には、そもそも何故、組織に階層ができてしまったのか?ということを考えなければならない。 ティール組織を提唱した著書、Reinventing Organizations 「ティール組織」フレデリック・ラルー著、鈴木立哉訳に記載されている。組織の体系をカラーに例えるなら、人類は、レッド(Red)→アンバー(Amber)→オレンジ(Orange)→グリーン(Green)という組織形成の過程を辿ってきた。
以前から会社組織とはどうあるべきかということを常に考えていた。20年以上会社組織の中にいたが、漠然とだが、理不尽を感じることがある。しかし、決して口に出してはいけない暗黙の了解として存在するような気がした。 それは、「自分の社会的価値は、組織の上層部が決める」ということである。私たちは、社会へのサービスの対価として、生計を立てるのが本来であるはずだが、いつしか、上層部が評価し、給与を決めることが当たり前になってきた。つまり、上層部に気に入られる働き方が、自分がステップア
琺瑯の漢字は難しい。こんなにも素晴らしい道具なのに、漢字が難しいという理由で、世間では琺瑯という材質を黙視しているのでは?と疑うくらいだ。と言いつつ、かくいう私も、それほどホーローの良さを理解していなかった。便利さにかまけて、その素材の特徴を理解しようともしていなかった。 今までは、コーヒーカプセル派だった。とにかく便利、早い、でこの味であれば、まずまずだなどと満足していた。コーヒーの本場アメリカのスーパーでも今ではどこのコーヒー売り場でも、名だたる有名コーヒーメーカーが、
もう、10年ほど前になるが、インドに2年ほど駐在していた。今、思えばいつもイライラしていた。常に気が張っていたと思う。インドは日本と比較すると、まさに異文化、今まで常識であったことが、通用しない、なんてことは、ザラにある。貧富の差も大きい、日本ではほとんどお目にかかれないような光景が広がっている。 タクシースタンドの話 ニューデリー空港についてから、勝負が始まる。アライバルの出口を出ると、当時自宅に帰るにはタクシーを使うのだが、まず、タクシースタンドに行って、チケットを買
子供の頃、高級オーディオがあって、高級車があるような、いわゆるお金持ちの家が羨ましかった。家の中にたくさんの”もの”があることは豊かさの象徴だった。それから、 数十年が過ぎ、ものを買わなくなったと言われて久しい。そこで・・・ なぜ、人は”もの”を買うのだろうか?ということを考えてみたい。 ”もの”には機能性がある。100年前と比較して考えると、生活環境は大きく変わった。竈はシステムキッチン、お釜は炊飯器、冷蔵庫、掃除機、洗濯機、日々の生活は圧倒的に便利になった。なる