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【モノを大切にしなきゃいけない】

モノに愛着が湧いた時の話。

 これまでも、愛着が湧きすぎて捨てる時に泣きそうになる事はいくつかあった。例えば、昔乗っていた車とか(笑)

今回は何に愛着が湧いたかというと、「椅子」です。
 
 僕は、学生時代の受験勉強やコロナ初期から現在まで、ずっと同じ椅子を使っていた。だが、最近腰が痛くなってきたので椅子を新しくした。

 家に椅子が届いたので、早速組み立てて、座れるようにした。座り心地は最高で、腰も痛くならないし、やることが捗りそうな気がした。

 そして、前使っていた椅子をどうしようかと考えて、ふと椅子を見たら、なぜか寂しく思えた。なんか、飼っていたペットと一生の別れをするみたいな感じ(笑)

なぜだろう?これは、今まで過ごしてきた思い出があるからではないだろうか?

 思い出の中でも、「自分が頑張っているときに使っていた」思い出だから余計に強い愛着が生まれたのだろう。戦友みたいな感じ。

捨てようにも捨てれない(笑)

 モノからしてもこれだけ愛されたら幸せだろうし、僕もこんなに愛着が湧いて幸せな気分になる。

 モノには必ず製作者がいて、アイディアを出した人がいて、沢山の失敗作があって、使用者のことを考える時間があって、売り方を考える人がいて、運ぶ人がいて、売る人がいる。

こんなにも人が関わっているんだな。

 モノを大事に使うということは、そのモノに携わった人に恩返しができる、使用者が唯一出来ることではないだろうか。



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