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僕の小規模な退職 その122

今のところ、
去年よりも涼しい夏。
自分の住んでいる処での感想なので他所は違うかもしれない。

実際、先週九州に行ってきたが暑さで卒倒しそうになった。

それに比べると此処は涼しい。
夏い暑を乗り越えるためにスポットクーラーをこさえたのに、
また1度しか使っていない。
いや暑いくらいなら涼しい夏の方が良い。
このまま涼しい夏を終えて秋になってほしいと思う。
いや本気で。

寒い冬が辛くて
暑い夏の本州を恋しくなった事もあったが
実際に体感すると暑さは辛い。
体が北国仕様に変化してしまったのだろう。
夏を乗り越える体から
寒さを乗り越える体にクラスチェンジしてしまったのだ。

知らず知らずそんな体にメタモルフォーゼしてしまっていたばかりに
命の危機さえ感じた。
日差しが厳しい。
緯度の違いだろう。
太陽が近いのだ。
数分外を歩いただけで皮膚が焼けるように痛かった。
日焼けとは皮膚が火傷するのと同等なのだと実感した。
風が吹けば涼しいかとおもったがそんな事もない。
熱波だ。ロウリュウだ。
常にサウナの中のよう。
風は冷たいから気持ち良いのであって暑すぎるのは息苦しい。
このあと冷水に体を浸して
涼風に身を任せられるのならば快感になるのだろうが
街を噴くロウリュウはただの熱風。
涼しさを求めて入った建物の中。
冷房で体を冷やそうと思ったが、
気温の高低差で若干の眩暈。
暑さの匂い。しみついて…むせる。
久しぶりの咽ぶ暑さ。
懐かしいと思いつつも
頭がクラクラする。
この暑さに耐えられた体が懐かしい。
誰がこんな体に変えた?
秘密結社の仕業か!?

いや悪口じゃないんです。
暑さが応えただけで
九州はとても良いところでした。
特に熊本。
皆さん優しくて親切でした。
治安もとても良さそうで
好きな街になりました。
今度は涼しい時期にもう一度行きたいです。

そういう暑さを体感した後に
住まいのある土地での涼しい日々。
比較するのもおかしいが
やはり暑い夏よりも寒い冬の方がまし。

とか言っているが
数か月後に寒い冬が到来すると逆の事を言うだろう。
人間とは気ままなものなのだ。

夏は寒い土地に行き
冬は暖かい土地に行く。
それが一番心地良いのかもしれない。

44歳。無職。夏は涼しく冬も涼しいのが一番。春も秋も涼しいと尚よろしい。そうすると四季が感じられずつまらないかもしれない。やはり人間は気ままなものなのだ。


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ぞん
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