なんてよくばり♪椅子にもテーブルにもなるおしゃれな作業台
DIYは自分の使いたいものを、置きたい場所に合わせて自由に作れるのがいいところなんだけど、椅子にもテーブルにもなる作業台ってちょっと想像つかなくないですか。
今回は、そんなよくばりな、しかもおっしゃれ~な作業台を作ってる「こーる君ち」さんの動画ご紹介します。
こーる君、ルッちん、くーちんという、なんともお利口なわんちゃんたちに囲まれながらのDIY、幸せが溢れててウラヤマシイったらありゃしない。そして、何より手慣れたDIY風景は勉強になるのです。
ベンチの端材で作業台を作ろうと考えて、そうだ、バーベキューの時のサブテーブルとしても使えたらいいな、くらいは考えそうだけど。
それをさらに背もたれ付きの椅子にもしちゃいましょうか、なんて思いつくのがすごいなぁって、想像力の乏しいあひるは感動しましたとさ。
この動画は、単純なようで奥が深いDIYを、いろんなヒントをもらいながら楽しんで見ることが出来ます♪
では、早速見ていきましょう。
マルチな作業台の工程
塗装はワトコオイルのエボニーで。
エボニーって深みのある色でいい色ですね~。
ベンチを解体した端材ってことで、古材感も出てるし、もうね、組み合わせただけでワクワクしちゃいます。
まずは天板となる部分を組み立てていきます。4枚の板の両端に2枚の板で足を作る感じですね。
この天板を組み立てたものを縦にしたら、これが椅子の背もたれになるとのこと。う~ん、まだよくわからない。
椅子の高さはすでに作ってあるベンチと同じにするということで、座面の厚みと同じ端材を土台にして、高さを決めています。こうすれば、たしかに椅子の高さがぴったり、即席の治具になります。
これで作業台の天板を背もたれにして、座面をビス打ち、サイドの板(椅子に座ったときのひじかけ部分)も増やしていきます。
次にテーブルにしたときの足部分を足してビス打ち。
このサイドの板=テーブルの足は、椅子に座った時の肘掛け部分であり、テーブルの足でもあり。この部分の板はまだ中心(座面を留めた部分)でしかビス止めしていないからグラグラ。
ということで、ここでも端材が登場。座面の奥行き420mmに合わせてカットして、座面の下の部分に棚受けのようにして補強し、サイドの板にもビス止めします。これで強度もしっかり、完成です。
クッションを置いてくつろぐ様子を見ると、「この椅子欲しい!」ってなります。う~ん、ステキ。
DIYはサイズが大事
DIYの設計、難しいですよね。
あひるなんて平面と立体を結びつけるのがめちゃくちゃ苦手です。こういうのってやっぱり経験なのでしょうかね。
今回のよくばり作業台は、2×6材を使っています。2×6材というと、厚み38mm×幅140mmです。
天板のサイズが700mm×560mm ⇒ テーブルの天板で椅子の背もたれにもなる部分
座面となる部分の幅は天板に足を付けてから測ってます。これが630mm
700mm-38mm×2=624mmと計算式でも出せるけど、木材は変化するので、実寸がおすすめとのことです。実際6mmも違う。
座面の高さはすでにあるベンチの高さと同じ320mm。
動画では、座面板と同じ厚みの板を下に置いて、高さを決めていましたが、最後に付けた補強板を先に取り付けておけば、楽だった、と動画で解説出てました。
最後に座面下に取り付けた補強板は、座面の奥行きの寸法420mmを測って端材をカット、塗装して取り付けです。
ふむふむ、こうやって経験しながらどういう手順で作るとやりやすいのか、というのが体験的にわかってくるのですね~。
通るルートは違っても、完成はできるんだけど、どのルートを通るかによって作りやすさも違ってくるし、出来栄えにも影響しますね。
テーブル天板を作って継ぎに座面を取り付ける時は、座面と背もたれの間に80mmほど開けて取り付けています。端材を挟み込んで取り付け位置のガイドに。
ここで80mmほどの空間を開けるのは、たぶんサイドの板とつなぎ目をずらすことが目的なのかな。つまり、2枚の板で座面1枚を支える構造にするってことですね。なるほど~。
で、椅子の背もたれ部分を上にすればテーブル、サイドの肘掛け部分を上にすれば、「こーる君ち」の作業にぴったりサイズの作業台になるのです。
自作でこんなにマルチでしかもハイセンスなものを作れるなんて、すんばらしいですね^^
こーる君ちのママさん、ステキな動画ありがとうございますm(_ _)m
ステキな家具というと、人気家具作家のK組師匠も何やらまた新しい試みにチャレンジしてるみたいです。