DIYで本棚作るならこの手順を見てからやれば心配ご無用
DIYで棚を作るって簡単そうだけど、手順を間違えると歪んだり、ズレたり、凸凹になったり、ガタガタになったり、、、、、非常に残念な仕上がりになってしまいます。
せっかく作ったのに、そんな仕上がりになったらもうガッカリしてDIYなんて、、、ってなりますよね。
ということで今回は、本棚を作る手順をめちゃくちゃ詳しく解説してくれている動画を見つけたのでご紹介します。
こちら、J's DIYさんの動画「【本棚DIY徹底解説】基本の本棚の作り方 -How to make basic bookshelf-」です。
この動画を見ながら作れば、あなたもしっかりした棚を仕上げることができるはず。
というのも、こちらの動画では、
必要な材料・道具
設計図の書き方
木材のカットサイズ
組立方法
ダボ埋め
塗装方法
といった工程がそれぞれ詳しく、しかもわかりやすく解説されてるんですよ~。
では早速その内容を見ていきましょう。
本棚DIY ~必要な材料・道具~
材料や道具についても詳しく解説されてます。
■確実に必要な材料と道具
・今回使用するのはパイン集成材
・ビス40mm
・電動ドライバー(プラスビットと下穴錐)
・紙やすり(今回は120番、400番)
・差し金(もしくは定規)
・塗料(今回はオスモカラーのウォルナット)
・鉛筆など(印付け用)
パイン材は反りにくく、柔らかくて加工がしやすいのが特徴。
もう少し安く済ませたいときはSPF材でもOK、ただし反りには注意とのことです。
たしかに、1本数百円ととっても安いけど、SPF材って結構曲がってるの多いですよね。
■あったら便利な道具
・ハンドサンダー(紙やすりを固定するもの)
以下はダボ埋めする場合にあると便利なもの
・皿取錐
・埋木錐
・ハンマー
・のこぎり(あさり無しのもの)
・のみ
・木工用ボンド
本棚DIY ~設計図の書き方~
設計図の書き方とそこから必要な材料を明確化する行程についても、とっても親切にわかりやすく解説されてます。
これなら初めて作る方でも、そう、あひるでも大丈夫♪
幅が45cmの3段の本棚を作っていきます。
3段の棚があり、両サイドの板が脚になり床に置くように、一番下の棚板は床より少し上に取り付ける構造です。
まずは収納したい本のサイズを確認。
・文庫本で15cm×10.5cm
・マンガ単行本で17.7×11.3cm
このマンガ本のサイズを参考に、奥行きは余裕を持って20cm
高さは取り出しやすさも考えて3cmくらい余裕をもたせて、21cmと決めていました。
今回使うパイン集成材の厚みは18mmなので、その分を考えながら棚の材料の寸法を決定していきます。目印をつけやすいように端数を調節しながら計算していく様子は是非動画でしっかり見ておくといいです。
この細かい計算って、あひるみたいにザックリやるとあとでズレたりする原因にもなるからね。
本棚DIY ~木材のカットサイズ~
今回は、ホームセンターでも入手しやすいパイン集成材の1820×200×18の材料が2枚あれば作れます。750mm、414mm、414mmで2枚ともカットしてもらえばOKですね。
まっすぐ切る自信がない、あひるのような人はホームセンターでカットしてもらいましょ~。1カット30円から50円程度でカットしてもらえます。
どの寸法で切ってもらうかも、メモを持っていくと間違いないですね。
本棚DIY ~組立方法~
材料を準備したら、両サイドの板に棚板を取り付ける印を付けていきます。
設計図に記載されている通り、板の厚みプラス棚の間の寸法をプラスした長さ23cmで上から印を付けていきます。
そして、先に棚板をネジ止めするための下穴を開けてしまうんですね。うん、寸法もキリのいいようにしていたからとってもわかりやすい。
両面に印を付け、外側の印のところにさらに棚板をあわせて板幅の印を付けます。
そして、外側には板をビス止めするポイントを決めて印つけします。
今回はダボ埋めをするので、皿取錐を使用していますが、ダボ埋めしない場合は普通の下穴でもOK。ダボ埋めするときのダボ穴の深さは10mm程度とのことです。
印付けしたところに下穴を開け、ビス止めしていきます。
ダボ埋めしないときは、ここで組み立て完了ですね。
本棚DIY ~ダボ埋め~
こちらの動画のダボ埋めでは、埋木錐でダボも作ってます。市販のダボで埋めてもいいのですが、同じ木材の端材で作れば馴染みやすいわけですね。
ただ、この埋木錐っていうの、かなり高額なので、初心者の方はまずは売ってるダボで十分かと。
ホームセンター行った時に見てきたんだけど、皿取錐と埋木錐のセットっていうのがあって、5,000円以上してて、「うわ~、無理~」って思いましたもの。埋木錐だけでも3,000円前後するようですよ。
一応、ご参考まで^^
ちなみに、自作したダボとか、穴に入れにくいときは、金槌で先端を叩いたり、ペンチで角を潰すといいそうですよ。そして、せっかく同じ木材で作ったダボですから、木目も合わせるようにしてあげることで、仕上がりがより自然で美しくなるのです。素晴らしい♪
あひるの憧れの工具にこの埋木錐を加えておこう。
ボンドを入れて、金槌で穴に入れ、はみ出した部分は、あさり無しののこぎりで落として、場合によってはのみ、カンナ、ヤスリなどで表面を整えます。
ダボ埋めに関しては以前のダボ継ぎの記事でもご紹介しているのでよかったらどうぞ。
本棚DIY ~やすり⇒塗装~
全体を粗めの120番のやすりで面取り、表面のザラつきや凸凹を取るようにざっくりとやすっていきます。次に目の細かい400番で仕上げます。
やすりで表面をきれいにしたら、塗装です。
こちらの動画では、オスモカラーを布で塗っています。厚めに塗ってしまうと、ベタつきやムラの原因にもなるそうです。
オスモカラー、薄めに塗っていることで木目も美しく映えていい感じです。
これだけ丁寧に解説してもらえば、DIY初心者の方でも精度の高いものが作れそうですね。
DIYでの本棚作りの基本、この動画は何回か繰り返し見てもいいのではないでしょうか。
J's DIYさん、わかりやすく丁寧な動画をありがとうございますm(_ _)m
DIYでは1mmズレるだけで全体が歪んだりするもので、いかに歪ませないように美しく作るか、ということがわかる動画はほんとありがたいですね。
そして、精度が上がればそのうちDIYの趣味も副業になる可能性が高まるわけです。趣味が副業になるなんて、ワクワクしちゃいますよね。