ベンチャーのぼっちデザイナーが制作会社に転職した話①
こんにちは。デザイナーの小野です。
大学を途中退学してまでジョインした会社を今年の7月末に辞めました。
その行動を取ろうと思った経緯や今後どうして行きたいのかを何回かに分けてnoteに書こうと思います。
超簡単に私の経歴をまとめておきます。
1. 工業系大学のデザイン科に入学し、1年で退学
2. 教育系ベンチャー企業のスタートアップでデザイナーとして勤める
3. デザインの制作会社にジョイン(new!)
自分の力の無さに耐えきれなかった
創業メンバーの中のたった1人のデザイナーとして、この会社をスケールさせていきたいと思っていたし、そうしなければならないと思って働いていました。
そのために私はデザイナーとしてユーザーの体験を考え、それを形にするスキルと経験が必要ですが、大学を中退している私にはそんなものは持っていません。
自分の力で学ばないといけません。
しかし、日々の業務をしながら個の力を伸ばしていくことに限界を感じました。
ごちゃごちゃ言いましたが、自分の力の無さに耐えきれなくなったからです。もちろん、同じような状況でも自分で成長できる人はいるし、私もできるようになりたいと思っていました。
でもそんな自分を変えるよりも、デザインに対する凄まじい熱量を持った人達と働いた方が早いと思いました。もっともっとデザインをやりたい。
「え、教育事業のスタートアップってことはデザイナーだとしてもその事業に魅力を感じてジョインしたんじゃないの?」
もちろん、そうです。
今の教育をより良くして行きたいと思う社長の思いに共感していたし、それを自分の好きなデザインで携わることができることを誇りに感じていました。
教育じゃなくて、一緒に働く人に魅力を感じていた
書いてある通りです。
教育に対する思いに共感していたのではなく、その思いを語る社長の人柄に惚れ、それを実現しようと全力で走るメンバーを尊敬していたのだと気がつきました。
正直、このメンバーだったら教育じゃなくてもジョインしていたと思います。事業内容はそれほど重要じゃ無かったんです。
自分のデザインと言う武器を使って、このメンバーと旅に出ることができる。それさえできれば目的はなんでも良かった。
「じゃあ、人が嫌になったから辞めたの?」
そうではありません。
上の内容を悪く言えば、私は人に依存していました。それに気が付き、このままでいたくないと思ったからです。
このすごい人達と一緒にやれば、なればなんでもできる気がする。
そのくらい思っていました。このままでは、人に依存し、人のせいにして、自分の人生の責任すら他の誰かのせいにしてしまいそうで怖かったんです。
社長に誘われてなんとなく面白そうだと思ってジョインした。
一見行動力があるように見えますが、その時は何も考えていなかったんだと思います。
【まとめ】 違和感の正体
・デザイナーとしていつまでたっても変われないと思った
・人に惚れてジョインし、人に依存してしまいそうだった
・胸を張って自分で選んだ道だと言い切れなかった
・好きなことに熱中できているかと聞かれると分からなかった
初めて読む人には分からない部分もあるかもしれませんが、これはあくまでも自分の思考整理と備忘録のためなので、思うままにざっと書いて行こうと思います。
今回は前職での違和感を書きました。
次回は今の制作会社に入るキッカケを記録しようと思います。
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