はたらくこと。
働く。
生活のため → 生きていくため → お金を稼ぐ → 大変 → 我慢
わたしの中の思い込みが崩れたのは「死」が目の前に現れたから。
ガンの宣告を受けたとき、初めて「死」を実感しました。
手術、入院を経て抗がん剤治療をしながら働いていました。必死でした。子どもたちを養うために必死に働いていました。体がしんどくても我慢して、職場復帰後に始まった上司のいじめにも我慢して‥。
ある時、運転中にふと思いました。
平均寿命でいくと今は人生の折り返し地点…もしかしたら、天はメッセージとして「ガン」という病気を贈ってくれたのかも。
「もう少し自分を大事にしようよ」「自分の好きなことやろうよ」
そう思えたとき思い出したのが「いつか、来る方がホッとできるカフェをやりたい」でした。
そして、カフェ開店。
仕事とは自分を表現する場。
表現させていただいてます(笑)
カフェ開店へ向けて勉強中の時期に娘が広汎性発達障がいと診断されたり、聞こえない障がいの理解が知られてないため職種が狭められている聴力障がい者の仲間の想いを目の当たりにしたり‥
知られてないことによる「社会の思い込み」がどれだけの素晴らしい才能を埋もれさせているのかと氣づきました。
それぞれの得意を仕事にできたら働く本人も楽しく、社会貢献へもつながる。WIN WINどころじゃない、みんなが笑い合える、分かち合える環境ができてくる。
そう思ったときに「A型就労支援事業」という言の葉に出逢いました。
見た目では分からない障がいは体が動く分、福祉も遅れているし置き去りにされがちです。とても素晴らしい才能をまっているのに雇用しにくいという社会の思い込みで、職種が限られてくる。
「知る」ことで配慮と工夫ができ、その才能を会社で発揮できれば本人も会社も得るものがたくさんある。
その人の得意を発揮できること。社会に知っていただくこと。
ここがA型就労支援事業につながりました。
自由に自分の得意を活かせる「場」
そして、今、そこに向かうための山を越える環境が整いつつあります。必要なところのエキスパートとの出逢い、想いに共感していただき、関わってくださる。
すごい流れがきています。
初めてのことで「未知の世界」への挑戦。不安もたくさんあります。でもそこに想いを具現化する出逢いと協力の申し出…。
もう、前を向くしかない!
わたしがやらないで誰がやる!くらいの勢いです(笑)
アイヌと和人のルーツを持ち、自ら「融合」を体現して経験してきたことが宝となり「今」につながる。
認め合い、分かち合い、
みんなで楽しむ、みんなで笑う。
その「場」を作り、その「時」を作る、ミナパ チセ ~みんなで笑う家~
夢は続くよ、どこまでも♪
妄想を現実に変えてNAOMI列車は走ります。車両を増やしながら…。