はじめて保活: 基礎知識編[保育園の区分、時期など]
この辺(23区内)は以前と違いそこそこ空きがある、と聞いていたので、大して調べず出産に至りました。
育休中に改めて調べて焦って保活、2023年に途中入園して1年経っての振り返り記録です。
基礎知識
保育園の分類
まず初めての人が行き当たるのはこれではないかと思います。複雑すぎる。
認可保育施設は区や市などの自治体に申込書を出すと割り振られる仕組みなので、希望順位を書いて提出します。
認可のうち地域型保育事業は0歳から2歳児の乳幼児のみ預かりなので、3歳で転園(保活)が必要になります。規模は、家庭的保育事業(5人以下)<小規模保育事業(6-19人)。
事業所内保育事業は会社の名前がついていたりしますね。居宅型は一般的な保育所が困難なケース限定なので、かなり少ないかと。
認可外保育施設は施設ごとに入園を申し込みます。認証保育施設は東京都が独自基準で園を認証していますが、基本は認可外なのでやはり施設に直接申込をする必要あり。
認可外は保育料金もさまざまで、世帯収入によっては認可より認可外の方が安くなる場合もあります。近くの認証園は独自プログラムが人気で、待ち人数がすごかったです。
入園年齢(クラス)
年度4月時点で何歳か
です。
(そこからか!と言われそうですが、最初知らなかったので。)
例えば4月生まれで生後半年で入園すると、(次の4/1時点ではギリギリ0歳なので)0歳児クラスを2回経験する子もいます。
1歳クラス以上のみの園は、満1歳で育休終わるパターンだと受け入れてもらえないことになります。
入園時期
園によって何ヶ月/何歳から預かれるかはバラバラです。
4月入園が一番枠もありますが希望者も多く、特に4月入園の1歳クラスが狭き門になります(0歳からの持ち上がりもあるので結構埋まってしまっている)。
この園でなければ、という場合は4月を狙うことになりますが、生まれ月によっては結構厳しいです。
例えば2月生まれだと0歳児の4月は無理で、育休が1年しか取れないと次の4月を待てません。
うちも晩秋生まれなので同じような状況でした。
書類締切の時期
認可保育園で4月入園の場合、自治体によりますが秋から冬に一次募集の締切が設定されています。
途中入園の場合は、前月か前々月くらいに書類締切がある場合が多いようです。
各職場に就労証明を依頼して郵送してもらったりする時間も必要(一部書類がどうしても間に合わなければ役所で比較的柔軟に対応してもらえることも)。
途中入園は決まるのも前月後半と直前なので、月頭復職だったりすると落ちると大変です。
産後、マミーブレインで文章全く頭に入ってこなかったりするので、元気ならベビーカー押していって窓口で聞くと早いです。
途中入園の見学時期
毎月自治体から各園の入園可能数が公表されるのですが、都内のように出入りの激しいエリアだと前月になって突然空いたり、前々月に空き枠いくつかあっても全部埋まってしまったりとかなり変動しました。
とりあえず可能性のありそうなところは全部見ておいて前月の空きに備えておくのがいいのですが、そのことに気付いたのが育休残り3ヶ月を切っていました…(呑気)。
入園基準
認可保育施設の場合、自治体毎に決められた方法で点数計算され、定員より希望が多い場合は点の高い人から順になります。
両親フルタイム、祖父母遠方で余裕と思っていたらほぼ加点ゼロでした。第一子不利と言われるのはこれか。
昨年度4月の各園最低点が公表されていたりしますが、持ち点低過ぎて4月でもほとんど選べないことが判明。早く動いていても関係ないなー(開き直り)と、これも無理せず途中入園でいいかと思った理由です。
待機について
希望の園全てに(あるいはそもそも空きがどこもなくて)入れなかった場合、待機になります。年度内は希望園に空きが出るまで毎月自動更新(書類を出したのと同じ状態)になるなど、自治体によって仕組みが微妙に違うので要確認。
見学
見学は自分で個別にコンタクトを取って見に行きます。園公開イベントもありますが、4月入園ターゲットだと途中入園組は時期が合わなかったりします。見学会は子ども園などの公共施設やWebにまとまった情報があったりします。
予約とってベビーカー押してで大変ですが、やってみた感想は、行く可能性のあるところは絶対見ておいた方がいいです。
特に園の雰囲気は見ないとなかなか分からないです。