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振り返りはじめて保活(3): 園見学のポイントをGoogleスプレッドシートにまとめた

23区内、育休中に改めて調べて焦って保活。2023年度に育休1年明けて年度途中入園した時の振り返り記録です。

➡️振り返りはじめて保活(1): 基礎知識編
➡️振り返りはじめて保活(2): はじめの一歩の見学予約と途中入園の話
➡️振り返りはじめて保活(4): 小規模保育園に入ってみて

スプレッドシートの項目は、私には不要だったかなと思うものも理由と併せて書いています。

スプレッドシート作成

Googleにアカウントを作成し、トップページ右上のドットが9つ並んだアイコン(Googleアプリ)から、緑色の「スプレッドシート」を選択。

あるいは「ドライブ」を選択して、「+新規作成」>「Googleスプレッドシート」を作成してもよいです(この方がドライブ内のファイルが散らからないので私はこちらでやっています)。

Googleドライブの「+新規作成」から作成する場合

大事なのが、スプレッドシートを作り始める前に

まず自治体の保育園情報のページをくまなく見る

ことです。

私は全部手入力した後に、自治体のページに保育園一覧&個別情報をまとめたExcelが上がっている(親切!)のを見つけて脱力しました…。半分以上は手入力する必要なかったわ。


チェック項目が多いと横に長くなって見辛いので、見出しの行(項目名)と、施設名までの列で固定したら見やすくなりました
(メニューの 「表示」 > 「固定」 > 「行2まで・列Bまで」、のような設定で可能)。

表の固定の仕方(例えば1行目に項目、A列に種別・B列に園名を入れて、
1行目とB列まで固定にしたい場合)

保活スプレッドシートの項目

いろんなサイトを見て入れてみたものの、私にはあまりいらなかった項目も含めて書いていきます。

種別

認可/認証(地域によってある)/認可外、公立/私立、小規模(2歳まで)、企業型など、以前の記事の通り。園の数が多い場合は種別ごとに背景色を分けておくと見やすい。

施設名

これは保育園名。

電話番号

問い合わせでいちいち調べるのが面倒なので最初に全て入れておいた。

所在地

住所。

所用時間

直線距離ではなく、Googleマップで自宅からの歩行/自転車時間(車の人は平日同時間帯の所要時間)を調べる。また、必要なら職場からの時間の項目も作って入れておく。
(Google Apps Script使って自動計算できそうだけれど、時間があったら別記事で書きます)

X歳児受け入れ人数

入れたい年齢の受け入れ人数。0歳児不可などさまざまなので、一度チェックしておくのが重要。

保育時間・延長保育時間

早朝や延長保育など、勤務時間と合うかチェックは必須。

延長保育実施年齢・費用など

休日保育はいつまでに連絡が必要だったり、延長保育の費用発生ルールもさまざまなので、見学などで聞いたらメモ。

おむつの持ち帰り・サブスクおむつの有無

使用済みおむつの持ち帰りは減ってきているようですが(調べた範囲ではなかった)、衛生上も捨ててくれる方が圧倒的によいです。

サブスクおむつはいいかなと思ったんですが、お尻に合わないメーカーだったりで、結局使わず持っていっています。

見学した園の中には、サブスク強制(メーカー指定)のところもあったのでこのあたりは確認したほうがよさそう。

シーツ・布団カバーの準備の有無

布団の持ち運びは近隣はなかったですが、シーツ・布団カバーはリースか手持ちか、バスタオルだけでよいか、指定サイズのが必要かなどいろいろ。

最近はメッシュのコット+リースのシーツの園も増えてきていて、衛生的だし窒息の心配も少ないのでベストだなと思いました。

連絡手段

これは紙の連絡帳かアプリかどうかなんですが、アプリだと夜布団に入ってからでも書けるので正直かなり楽…。

朝ごはんやうんちについても書いてから状況が変わることがあるので、出る直前に送信できるのが便利。

アプリの場合、紙でも残せるよう印刷サービスもあったりします(多分一番メジャーなコドモンアプリで、だいたい半年分詳細版で送料込み2200円くらい)。

園内調理・アレルギー対応

たまたま見学した先は全て園内調理でした。必要な人はアレルギーや宗教食対応も確認。

開設年月日

どのくらい続いているかと、後述の建物がどのくらい古いかの参考に。家の近くが保育園不足からの新設園が多いので入れたけれど、なくてもよい。

園舎改築・改修等

耐震工事が心配だったので。これもよほどでなければなくてもよいかも。

園舎の階数

○階建て個別園舎、ビル1Fなど。これも家の近くの園は環境のばらつきが大きいので入れたけれど、なくてもよいかも。

クラス配置

年齢別保育か、全て一緒かなど。年齢混合保育の良さはあるものの、ハイハイの乳児が走り回る幼児に踏まれそうになっている園があったりで、一長一短だなーと思ったところ。見学で実際に見て判断。

園庭の有無

都市部だと園庭あっても狭く、毎日公園へお散歩してますなんてのもあって、個人的には意外と重要じゃなかった。立地によりけり。

面積

これも立地によるし、認可/認証であれば一人当たりの最低限の面積はクリアしているので参考まで。見学で感じを見た方がいい。

第三者評価

保育園第三者評価というのが2000年から始まっていて、内容が公開されているのでそれを見てちょっと気になる項目があればメモ。

とはいえ義務ではないので受けていないところも多数あり、参考程度(評価を受ける際の人的コストがかなり高いようなので、受けていないからといって必ずしも信頼できないということにはならない模様)。評価で良いところもチェックしておくといい。

同系列の園

系列でどのくらい園があるかなど。私立の場合、ある程度規模がある方がシステム導入などが早かったり、安全管理がオープンになりやすくてよいかなという感覚なのでこれも参考程度。

見学日時

保活で何件か見学を入れ始めるとだんだん分からなくなるので、見学予定/行った日付。

メモ

電話や見学のメモ、項目に入らない内容を書く。


その他、見学で気にしたポイント

この辺りはシートにはメモで入れていきました。

園の雰囲気

感覚的なので説明が難しいですが、園の先生同士の雰囲気が良いか(挨拶とかいろいろ)、先生が忙しいのは承知ですが、あまりに余裕がない感じになっていないかなど。このあたりは職場選びにもよく似ています。

子どもへの接し方、園内がそれなりに衛生的で整理されているか、など、なんとなく嫌な感じだなというのがないかくらいで見ていました。

あとは先入観にならない程度に、事前にGoogleマップの評価(変な評価者もいるのでそれなりに)、保育園口コミサイトも斜めに眺めるくらいはしていました。

安全対策

保育士さんはプロなので基本的な対策はされていると思うのですが、階段に保育スペースから行けてしまう、年長の子にハイハイの子が踏まれそう、道具が雑に積まれていて荷崩れしそうというのもありました。

寝ている間のSIDSチェックや、絶対うつ伏せ寝させないなど、即答してもらえると安心でした。

アレルギーがある場合、対応食はお皿の色を替えている、複数人数でダブルチェックしているなど園によって安全対策もバラバラなのでここも聞くとよいです。

プールの時に周辺から見えないよう手作りの囲いをするなど、どの園もかなり気を遣われていて大変だなと思いました。
子どもが勝手に出られない、他人が入れないような入退園管理なども。

ほとんどは大丈夫でしたが、自分の感覚からすると緩そうだなぁ…という印象のところは順位を下げるか候補から外しました。

その他

ベビーカー預けられるか、は結局使う期間が短いのであまり気になりませんでしたが、徒歩だと抱っこ紐やヒップシート置いておける場所はないときついかも。

保育プログラム(体操や英語など)は遊びの一環で楽しくできるならありかなと思います。フルタイムだと平日の習いごとはほぼ不可能なので。基本は私立の方が充実している傾向ですが、公立園も体操の先生を呼んだり工夫されているようでした。

他には意見が分かれるところとは思いますが、発表会でうまく見せるのに頑張りすぎている感じ(子どもをきれいに整列させたり)の園。園長先生の意識が保護者の方を向き過ぎていて個人的には?でした(そもそもその園には空きがありませんでしたが)。

全てを満たす場所はないけれど

これだけ書いておいてなんですが、見学は空きがある/出そうなところを中心に10軒くらい見て、最終的には保育士さんに余裕がありそうで、雰囲気がいいことを優先しました。

うちの子が通う園の場合、都市部なので園庭はなし、園内スペースも限られていますが、園内遊びも工夫されていて、いろんな公園にも毎日連れて行ってもらえてとても楽しそうです。そもそも近頃は夏場暑すぎて外遊び無理ですし。

SNSではよくない話が流れて来がちですし、育休からの預けは色々ナーバスになったのですが、通ってみると案外なんとかなりました。

住んでいる場所によっても事情は大きく変わりますし、仕事の都合上どうしても譲れない条件(保育時間など)はあるのですが、一緒に子どもを育てるパートナーとして信頼・相談できる相手であることが一番なのかなと思います。

小規模保育園に入ったので、その詳細は次の記事にて。

➡️振り返りはじめて保活(4): 小規模保育に入ってみて

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