求めているからこそ逆を選ぶ③
例えば
”特別になりたい”としよう
何故特別になりたいかと言うと
「特別でないと愛されない」と思っているわけだ
まあ”愛されていない”のシステムに関しては前回のを読んでね
https://note.mu/kaiunmiko/n/nbd0bd2a08864
さて 特別って何だろう
博学なのだろうか
人を助ける能力だろうか
他の人には無い特殊な能力だろうか
人を笑顔にできる事だろうか
人脈がある事だろうか
お金を持っている事だろうか
経験豊富な事なのだろうか
本を出すことだろうか
有名になる事だろうか
多分”特別”って無限大になるのだろう
だって誰かと違うものを持っていれば”特別”で
その”特別”に人が集まるのだから
愛されている人は”特別”な何かを持っている
と思っている
んだ。
あの人はお金を持っているから人がたくさん集まって
あの人は博学だから人がたくさん集まって
あの人はみんなを癒せるから人がたくさん集まって
あの人は地位が高いから人がたくさん集まるんだ
そう 特別だから人がたくさん集まる
だから
特別になりたい
人とは違う特別な何かを手に入れれば
人から特別だと認められて
沢山の人から愛される
だから 特別を手に入れようと
お金を稼いだり 勉強を沢山したり
地位が高い人に媚び諂ったり
特殊な才能を手に入れようとする
けれど忘れてはいけない
”特別”とは「他の人とは違う」もの だ
”特別”を求めて「他の人とは違う」物を手に入れた時
貴方の心には[これ]が埋め込まれる
[私は他の人とは違う]
つまり、他の人…周りの人と距離を置こうとしているのだ。
そう
愛されたいのに
距離を置こうとしている
なんて本末転倒
例えば男性諸君
非の打ちどころもない美人 と あか抜けて無い美人 だったら
どっちが好きだい?
例えば女性諸君
非の打ちどころもないイケメン と あか抜けてないイケメン だったら
どっちが好きだい?
もちろん前者を選ぶ人も居るだろう。
けれど多くの人は後者を選ぶのではないだろうか。
だって「自分にはそんな”大層な人”と釣り合えない」から
少し気を許せる程度の 自分に近しい人を選ぶ
人は似た人を選ぶ
人は自分と相性がよさそうな人を選ぶ
さて 貴方がしようとしているのは…なんだろう?
大事なのは”特別”にならなくても平気と認める事。
普通で平気だと認める事。
だって”特別”は「誰かと違う所」だから。
実はあなたが普通であっても貴方は貴方だけなのだから
貴方の分身は居ないのだから
確実に”特別”はあるのだ。
貴方はその普通の事を楽しんでいればいい。
人は勝手に”特別”を見つけ、”特別”と見る。
興味があるものに特化すれば職人型に
興味があるものが沢山あれば万能型に
どっちが良いなんて 無いものねだり
どっちも必要な存在で どっちも”特別”だろう
貴方の”特別”は貴方の”普通”の中にある。
だからこそ ”特別”にならなくて平気と認める。
”特別”にならなくても愛されると認める。
貴方は”普通”だからこそ”特別”になれて
普通だからこそ沢山の人に愛されるのだから
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。あなたに素敵な時間が舞い込みますように。