デザイナーになってやりたいこと
ブックデザイン!
絵本の装丁をやりたいです。
(そのために必要なデザインの考え方を桑沢のビジュアルデザイン専攻で学べると考えたので、志望したんですよね。)
◆ 絵本の研究
私は子供時代から絵本に親しんだ。
現代の子供にも絵本を愛して欲しい!
様々な絵と、リズム感のある文、それらで構成される絵本は、子どもの世界をぐーーーんと、広げてくれる。
通っていた保育園は読み聞かせとかすごく大事にしてて、先生の読み方とか抑揚の付け方とか今も覚えてる。
親の読み聞かせも。
絵本の読み聞かせを通して愛着形成もされていく。
中3の時に卒論を書かなきゃいけない学校だったんですけど、その時に「絵本が子どもにもたらす効果」を調べてまとめました。
調べていく中で絵本の魅力に引き寄せられた。
ちょこちょこ集めてる。
発達心理学に興味を持ち、大学は心理学科へ。
◆ 身内の絵本屋さん
学校の先生をしていたひいおじいちゃんは、退職後に新宿で絵本の出版会社を営んでました。
かこさとしさんの絵本も手がけたことがあるとか。
十何冊がセットになった絵本を小学校に納めてたんだって。すてき。
それでも、後継とか関係なく好きにやってたのもあって、売り上げが伸び悩んだことで店仕舞いしました🥺
でも私はここで気づいた…!
◆ 絵本は売れることも重要である!
もちろん、内容の質や、子どもが好き!おもしろい!読んでみたい!と思うことも大事。
だけど絵本を読むのは子供でも、購入するのは大人。
大人の目に留まる装丁デザインを手掛けなければならないのでは?
せっかく質のいい絵本が手に取ってもらえなかったら、子どもたちに届かない…!
少しでもいい絵本を世の中に送り出したい。その仕事。やりたい!
◆ 装丁家は本のプロデューサー
絵本の表紙って絵本作家がやるんじゃないの?
少し違うかなと思います。
出来上がった内容を
どんな紙に
どんなインクで印刷して
どんな表紙をつけるか
何の絵を表紙につけるか
タイトル文字はどんなフォントまたは手描きにするか
トビラは何色にするか
帯はどうするか
など。
絵本作家さんと編集者の意図を組み取り
印刷会社などに指示を出す
広告と違って、書籍は売り上げがわかるから手応えを感じやすいと思う。
◆ 絵本は廃れない
紙媒体は消えてくとか言うけど、ベストセラーの絵本は世代を超えて愛される。
紙を手で触ってめくる体験は電子書籍じゃできない。
絵本それぞれの大きさも感じられる。
何百年も、紙と共に人類生きてきたんだから!
幼い時の体験はアナログがいいと思うの。
◆ 海外の絵本
海外の絵本を日本で売る場合、日本人の好みに合わせた形に作り直す。
これもやりたいな〜!
奇抜な海外らしい色味とか、その絵本の良さを消さずにどこまで日本で受け入れられるように変えていくかとか。
楽しそう…。
ブックデザイナーの名久井直子さんがインタビューでおっしゃってた。
「絵本に特化したブックデザイナーは数が少ない」
つまり、絵本の魅力を最大限に引き出す人が少ないと言うこと。
◆ 道のり
桑沢の「印刷概論」「エディトリアルデザイン」「タイポグラフィ」授業は、装丁の勉強になると思ってる。楽しみ。
経験が感性を豊かにするからね!
一発で絵本の装丁に関われる、ブックデザイナーになれるとは思ってない。
エディトリアルデザインとか、絵本以外の書籍、その他のアートディレクターとかを経たうえで、なれるものだと思ってる。
ということで、日々修行!
今日も学んできまーす!
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