韓国で日本語教師になる方法
韓国で日本語教師になる方法
韓国で働く一つの方法として、日本語教師が挙げられるのですが、ほとんどの日本語学院では求められている条件というものがあります。
まず、必須条件として4年制大学卒業者であることに加え
日本語教育主専攻又は副専攻修了者
日本語教師養成講座420時間修了者
日本語教育能力検定試験合格者
上記のうちの1つが満たされていることが求められます。
私は③の方法で日本語教師の資格を得ました。お金はかかりますが、日本語教師になるための一番の近道ではないかと思います。
私の場合は大学4年生時に就活しながらの受講だったので、6ヶ月コースで420時間の日本語教師養成講座を修了させました。
ですが、稀に上記の３つの条件がなくても日本語教師を募集している日本語学院もあります。実際私が勤めていたところもそうでした。そういう所は個人経営の学院が多いです。しかし、大手の日本語学院では上記の資格は必須条件として求められます。
(資格の必要ない個人経営の学院で勤務してからパゴダやシサに移りたいとなった時のために資格は持っておいた方がいいと思います)
そして韓国で日本語教師になるためにはE2ビザを所得してもらう必要があるのですが、ビザの発行は雇ってもらう学院からの指示で申請するようになります。
韓国語のレベルはそれほど問われないとは思いますが、出来る方が雇われやすい傾向にあります。逆に授業の時は韓国語禁止と言われるところも多いです。
韓国国内の大手日本語学院
韓国の大手日本語学院と言えば下記の二つではないかと思います。
- パゴダアカデミー
- 時事日本語学院
住宅手当など福利厚生がしっかりしているのはやはり有名なところだけで、地方の個人経営などの日本語学院は寮がなかったり、住宅手当が全くなかったりといろいろです。契約する前に次の4つは必ず確認しておくといいです！
①勤務内容
②給与
③住宅手当
➃休暇
おススメの求人サイト
わたしが韓国で就職するにあたり参考にしていたサイトをいくつかご紹介します。
『コネスト』
韓国情報が集まるコミュニティサイト。『生活・交流掲示板』で日本語教師の求人情報を見ることができます。日本語教師以外の日本人労働者の求人も多いです。基本的には韓国在住中の日本人を対象にした募集が多いイメージ。
『JOB KOREA』
韓国人向けの求人サイトなのですべて韓国語ですが、「일본어」、「일본인」と検索すると日本人向けの求人情報が出てくることもあります。
『日本村』
国内外での日本語教師の求人情報が掲載されているサイト。韓国での求人情報も結構出てきます。
韓国で日本語教師を目指す方へのアドバイス
模擬授業をやってみた方はわかると思いますが、休みの日も授業の準備や、学生の宿題のフィードバックに追われるので、休める時間がほぼありません。
それに比べ、給与がいいわけでもないのですぐやめてしまう人が多いのも事実です。
体力と根性が必要な職業なので、途中で挫折してしまいそうになりますが、周りの先輩方にアドバイスを受けながら少しずつ慣れていくことが一番です。
今はオンライン授業なども普及してきているので、日本にいる間にある程度オンライン授業で経験を積んでおくと後々苦労しないかもしれません！
日本語教師の詳しい実情については次回またお話したいなと思います。