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シューマンやらタコやらその他の企画やら先のオフ会=サシ呑みやら ※3/5追記


サシ呑みながら愉悦が宵なるは重畳。

はじめに


 三月も気づけば三日──。
 何かと「気忙きぜわしさ」をエクスキューズに、りたい数多さえ先送りしてしまうは「如何どうにかならぬものか」と、つい苦笑を浮かべる一方で、果たせるかな「エクスキューズ」がもとに諸々をリデザイニングする羽目に陥るは、僕にはまさに悪癖そのものながら、最早「習い性」と諦め吉とせ、とばかり誤魔化すのが、どうやらこのところの通例となりつつある。
 とまれ致し方なかろうよ──。

こと」が興趣へと乗ってくれぬのであれば詮なし。

 いずれにせよ「シューマン」特集の原稿がさっぱり進まぬともなれば、リスケジューリングしてやればよい。無理はさず、第二回に加え可能であれば第三回辺りまで月内にもこなせるなら⋯⋯仕事であれば流石に赦されぬも、飽くまで「趣味の範疇はんちゅう」なれば、それで充分ではなかろうか。

シャスタコーヴィチ注目のディスク


 さてシューマンを巡ってはそうするも、月末にネルソンスによるシャスタコーヴィチの交響曲全集がリリースをされる。実のところ、目下の「僕が興味」は、そちらへと「食指を動かされる」やに、というのが実情。
 シャスタコーヴィチに関していえば、確かに今年がメモリアル・イヤーではあるものの、明る年も生誕120年がアニーヴァーサリーゆえ、実際にはシューマン以上にのんびりと構えても良さそうではあるが、ネルソンスの全集版は直ぐにも取り上げたいと目論んでいた訳である。
 交響曲については、しかし一顧いっこだにしようとは努々ゆめゆめ思いもせず、となれば──。

 早々にも取り上げたいのは、メジャーどころのディスクとしては三タイトル目となる歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」

 世界初録音たる「スラーヴァ」ことラストゥラポーヴィチ盤(ヒロイン役は夫人たるヴィシニェーフスカヤ)、そしてオペラ・バスティーユ(パリ国立歌劇場)時代のチョン・ミョンフン=鄭明勳盤、従来はこの2盤のみであった(他にも旧ソ連系キャストなどによるマイナーな録音が複数あるようだが、どれも未入手)。
 そこへネルソンスの「初蔵出し」である。交響曲の方は個別に数曲所持しているが、先述「一顧いっこだに」が通りで、今のところはどうも僕の好みには合わないからか、採り上げるつもりは更々ない。
 さりながら──「ムツェンスク郡のマクベス夫人」となれば「話は別」

 鄭と同じくドイチェ・グラモフォンからリリースされる同曲、今年の「目玉が一つ」としたいなどと思いめたのがリリースを知った直後。確か年末年始辺りだったのではないかしら。
 昨年、抜粋ばっすいながら「都合の悪い人達」にて取り上げた折に一部テクストは訳しているゆえ、今のうちから残るテクスト「全訳」へと取り掛かろうかと考えている。

 ということでこの三月は、シューマン&シャスタコーヴィチ漬けとなりそうである。

 その他のアニヴァーサリーあるいはメモリアル絡みの作曲家、音楽家は、果てさて如何いかがしようか──。

ヴァイルとマーラー、ペヤチェヴィッチはとまれ


 クルト・ヴァイルとマーラー、この両者は確実として、さて。
 残るは⋯⋯一月一日付拙記事を顧みては聊か「気も遠く」なりそうである。現在、動画そのものが既に完成をるドラ・ペヤチェヴィッチに関しては、おそらくのところほぼ確定と考えているが、兎角「迷う」ばかり。ショパンとは「向き合いたい」ともなれば、一回りではあれ取り上げるにせよ、ベートーフェンという「ビッグ・ネーム」を僕風情がやらずとも、そんな思いさえ脳裏をぎる始末。否、既にクライバー父子とも絡め合わせて公開をしているから、それで「良し」とするか。寧ろそれゆえ、他にも幾つか取り上げるべきか。にも悩ましい。
 さて話を変えよう。
 過ぐる二月は二十四日つまり連休最終日──。

オフ会も難しきコロナ禍以降なる今日日


 久方ぶりにオフ会を楽しむ。
 とはいえ、Xにてもであるが、当note上でも積極的に拡散周知などせず、加うるに一週間を切る時点にて「いつか呑みたいな」と思いを寄せるユーザ様方(ただしいずれも男性。女性ユーザの皆様など家庭をお持ちであったり何なりにて、斯様なタイムスパンでお声がけするは非常識であろうしやはり躊躇ためらわれたがゆえ)へ「誘い水」など仕向けるも、一週間を切る上に、よりにもよって最終日とはいえ連休という事情もあり、結局のところ「サシ呑み」と相なる次第。
 いやさそれでも、ツイートなどから「これは楽しき時をば送るも適おう」と最初にお声がけさせて頂きかつ快諾して下さった方ゆえ、期待通り、否、期待以上の「上質なる時間」であったは間違いない。

求められるがままに差し出す我が手と煙管。いやさケアしないと駄目だね、手指がさ。

 話なども合うのみならず、過分にも「お土産」まで頂戴するなど、気分も良かれよ重畳至極ちょうじょうしごく

「亮」なる純米吟醸生酒じゅんまいぎんじょうなまざけ、こちらは芳醇ほうじゅんこの上ない味わいのみならず、決して発泡性ではないものの「舌」へと佳き塩梅にて刺激をもたらす、最上級なる銘酒。
 ワンカップ仕様は「子泣き爺」があしらわれたる「超辛口こなき純米」も良い。超辛口なる純米をうたうとて、例えばビター系のチョコレートとも合うすっきりとした旨口。
 どちらも最高の手土産なるはげんたない。

芳醇なる味わいが最高な純米吟醸生酒「亮」
「子泣き爺」仕様の純米酒。すっきりとして呑み口も最上。

 斯く思わば至高の宵であるは、皆様にも存分に伝わろう。写真少なき所以ゆえんはまさにそれ。つまりは話に花が咲くあまり、つい酒肴始め撮影するをば「意識の埒外」へと追い遣られたるなればこそ、である。

 なれど思う──。
 コロナ騒ぎからこの方、所謂オフ会を開催するにも骨が折れる。以前は、例えば「呑み」を目的とはせぬタイプのそれをも含め、参加をしたり自ら企画したりもすれど、向後きょうこうは中々に難しいのではあるまいか、と。わば「思いつきでパッと」開催出来る世ではなくなったようにさえ、そんな心地もしなくはない。
 あるいは数ヵ月タームのスケジューリング、かつうは比較的「誰しもが」集まりやすいとて企画するなら、都内23区内となろう。

 僕の場合、時なり何なりが許すなれば、地方をも含めフットワークも軽くが身上ながら、コロナ禍を契機とするライフスタイルの見直しや多様化が帰結たるとて「長期的スパン」なる計画ではあれ、集まりも容易たやすからずではなかろうか。少なくとも現状、個別にもお誘いして受けて下さる方がいらしゃれば「御の字」とするよりない。
 ま、それは措いても──。

 どなたであれともに「酒を楽しめる」は幸いである。

※三月五日追記


 乗らずば致し方なしとはいえ、乗れば乗るとて聊か考えものである。
 結局のところを吐露するなら、シューマン原稿については「未完に終えしニ短調ピアノ協奏曲の断章──その圧倒的なる史資料不足」に加え、今回、業務にも転用し得よう(それでも機能は劣る)新たなるソフトとの格闘という二つの問題を巡り解を見出せず、悶々としていたに過ぎない。
 とまれ結論的には、最早以下の二点よりない。

⚫️探せ! 兎も角も探し捲れ! 探しに探して探し倒してやれ!
⚫️使え! 四の五のいわず弄れ! 弄り弄り倒して遣いまくれ!

 時はつくるもの。ショートカットを手の内として効率を上げながらも、何しろ探しまた慣れろ。それより途はない。そう思い究めたなら「あっと言う間に」壁は突き崩せる。
 帰結たるとてアクセス可能な資料を漸く数点ほど手にしまた、ソフトも弄りまくりで、いずれも僅か数時間にて突破する。

 そうして、果てさて──。
 新たなるソフトを得物とし、ソイツ駆使しつ超速翻訳術をも駆使し(しかし翻訳に関しては、ほぼネットサーヴィスやらソフトやらには頼らずが身上ではあるが)⋯⋯。
 お蔭様にて徹夜状態ながら、つい先刻(朝6時頃)、原稿は完成(凡そ推敲も済ませ、残すは稔校のみ)。今少しつまり今夜にも稔校などにて手を入れつ、早速「動画編集」へと取り掛かるつもり。

 尤も、今回も(前回以上に)凝った編集をばと企図しており、いずれ早くて動画公開は⋯⋯土曜の夜か日曜か、とするよりないかと苦笑している。
※ちなみに僕の場合、ほうっておけば96時間は不寝にて物事に当たるという、これも「悪癖」持ちゆえ何とかなろうよ(笑)

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