深い本音に気づいた日

ここ数ヶ月、また自分を観察して
育て直す事に集中していた。

ここ数年、自分を育て直す学びを得て
勉強した事をアウトプットしたり
シェアしたり他人と交流するのは
"反応"や"反響"があって本当に
楽しいし何より意見交換ができるのが
ワタシにとって喜びだったりした。

でも発信をしなくなってみて
誰ともやり取りをしなくなってみると
仄暗い闇の中から手が伸びて来て
孤独という泉の中に引き摺り込まれる
そんな感覚に陥ってしまったりもした。

そもそもリアルな友達も少ないし
仕事もやめて同期や同僚との交流も途絶え

ワタシの人生の半分以上の期間
SNSで拡がった人脈も
側から見れば多く見えるけど…

結婚して子育てをしてると
なかなか遊ぶことも出来ず疎遠に。

例えばSNSを断つと

5歳の息子との会話
地元にいる父との電話での会話

寡黙な旦那さんとの
数分にも満たないやりとりw

そんな日々を過ごしてみて
SNSをやらないだけで
こんなに時間にゆとりがあるんだ！！と
気づいてしまった…

誰かがした何かを見る時間

その誰かの投稿に反応する時間

自分が投稿に来た反応に返信する時間

『時間がない』

子育てをする様になってみて
いつも子供に時間を奪われたような
感覚があったけど実は自分で浪費してた…

1日の時間の使い方で
どれだけの隙間時間にSNSを触ってたのか？

どれだけ脳に
情報を詰め込んでいたのか？

どれだけ思考が散乱していたのか？

自分を満たす事よりも
時間を潰してたんだなって反省した。

そして、なんでそんな時間の
使い方をしてたのか？？？

ある日、突然だけど
心の奥底から声が聞こえて来た

『寂しかったんだ〜』

それは子供の頃の自分なのか？
よくはわからないけど

自分の奥深いところで
すごくいじけていたワタシ。

『寂しかったんだ〜』

自己承認の欲求を他人に求める事を
長い年月やって来たから

自分で自分を認める事を忘れていたの…

だからとってもイライラ怒ったり
すんごぃすんごぃ拗れてたし

いつも自分の中が忙しかった
でも一個一個丁寧に自分を見ていったら

深い深いところに
見なかった事にしてた自分がいて

『ワタシを見て』って言ってくる

ワタシはいいね！が欲しいわけでも
誰かと交流したいわけでもなくて

本当は自分に自分を見て欲しかっただけ。

その事に気づけたら
また世界が優しくなった。

変な自己肯定感の低さも
どんどん薄れていく…

どんな事をして
どんな風に社会に役に立つか？より

まずは在り方が大切
耳にタコができるほど聞いた
恩師の言葉が後から後から効いてくる

たくさん学んで知った気になってたけど
自分の事を深く知って丁寧に接する事は
今すぐに収入を得て誰かのためになるより
本当に豊かな時間なんだよなと思った。

何年も放置し続けて
後回しにして来た分

死ぬまで向き合う