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(エッセイ)ちまちま日常〜手持ち妖怪

タイトルね、何か手持ちポケモンみたいに
書きましたが(笑)
詳しくは私の妖怪に関する
手持ちの経験のお話です👻

若き日、学び舎にて(某女子大👩)
マニアックな民俗学を専攻していたもんで
勢い余ってクラスの友達数人と
「そうだ、岩手に行こう!」となりまして

当時「そうだ、京都に行こう!」と言う
JR東海のCMがありましたが(古い💧)
たぶんそれに触発されたっぽいです(笑)

しかしながら、我らは
そんなシャレた古都・京都じゃなくて
本気で怖い冥府みたいな場所に行きまして

まぁまぁ、怖い思いをして帰りました。

結果、百聞は一見にしかずという事で
提出した課題のレポートが充実しました(笑)
内容のリアルさ、それは怖い思いの副産物👻

まぁ、岩手と言えば
柳田国男著の「遠野物語」が有名で
座敷わらし、河童、オシラサマetc‥
本の中では様々な伝承、伝説が語られており
それらに関する観光施設もあり、つまりは
史実に基づいた旅、期待しちゃうぜ✨

キャッキャしながら
向かった私達は何だか初動でやらかました
泊まった宿に座敷わらしが出るというね💧

いや、ちょっと待って聞いてない。

肝試しじゃないんだからさすがに嫌でしょ。
宿は普通のにしたよね、、したよね、よね、、。
(受け止められない気持ちがリフレイン・笑)

もしかして、ここいらじゃアレかな?
何処もかしこも「座敷わらし出ます!」って
テンプレみたいに吹聴するスタイル?
組合全部で口裏合わせてるのかしら(言い方悪っ)

しかも、はい?
座敷わらしは1室限定で出現し
それは何処か内緒(お楽しみも兼ねた企業秘密)
でもって、本日は満室でございます🈵

終わった。
いや、普通に昼間とかさ
遠野博物館とか宮沢賢治資料館とか
見学したいだけの女子なんです!!うちら。

夜はヤだなぁ、ゆっくり寝たいし🌙
ケチって新幹線じゃなくて
在来線乗り継いで来た貧乏旅の疲れ
癒やしたいじゃない(気分だけは花巻温泉🌸)

で、呆然としていたら友人のひとりが
好奇心からか自暴自棄からから

深夜の「遠野物語」跡地巡りツアー🚌
というのに申し込もうと言い出して

当日のもうなんなら今から出ますけど
みたいなノリで受け付けてて
知らん宿泊客の方々と怖い思いを無事共有
して参りました、運命共同体かな(笑)

で今、書いてて思い出しましたが📝

折角わざわざ岩手まで来たんだから
バスツアー行こうよ!と言い出したのは
折角なんだから若いうちに貧乏旅行しようよ!
と提案したのと同じ友でした👩
(必ずひとりアグレッシブな子いるあるある・笑)

そして本題、遠野巡りツアーの内訳は
◯深夜のカッパ淵
(暗い沼みたいな小川みたいな、とにかく暗過ぎて何も見えないかな、あと蛙がうるさい🐸)
◯深夜のデンデラ野(姥捨山)
(夜な夜なデンデラ、デンデラ聴こえるという、意地でも耳は澄まさないけど怖いから💧後とにかく暗過ぎて何も(以下略)

後はスミマセン、なんせウン十年前につき
記憶がもう途切れてます座敷わらしは
出ませんでした熟睡出来ました(無事を報告)

長くなりました。

ちなみにこの、すったもんだ遠野旅行🚃
モチーフにした本家の「遠野物語」の中で
1番好きな章は「あとがき」の

柳田国男先生が大好きな奥様に
読後の感想を求めたら

あなたの本って退屈ね、これじゃあ
誰も読みたがらないわよ(少しニュアンス)

とバッサリ言われたエピソードが好き♡

以上、私の妖怪昔話👻

怖い要素はあまり無いのでね(笑)
どうぞ皆さま良き眠りを🌙


















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