終わりから考えると何をすべきかが見えてきた
ITエンジニアのキャリアについての本を読んでいた時に、「自分の葬儀が開かれている場面を想像してみよう」といった言葉があった。
(何年も前に読んだものなのでどの本だったかは忘れてしまった…記録しておけばよかった。)
参列者の誰かに惜しまれるのか、それとも清々したと言われてしまうのか。
(自分はできることなら前者がいいと感じた。)
本が伝えたかったこととしては、終わりを考えることで、今の行動を決める時により望ましい終わりに近づけるか考えると判断しやすくなる、と言った内容だったかと思う。
これを読んだ当時、あまり「目標」というものにしっくりきていなくて、「今とりあえず真面目にやればいいんじゃないか」ぐらいに思っていた。
だが、この言葉を知ってから最終的にどうなっていたいかを考えた上で行動した方が、複数選択肢があって迷った時に判断しやすかったり、組織など複数人で動く場合はともに近しい場所まで目指しやすかったりと、行動が何かしら結果につながりやすい感触があった。
私的なことでも迷ったときは、今それをやらなかったとしたら晩年の自分は悔いるだろうか、と想像すると結構判断しやすい場面が増えたように思う。
(私的なことの大体は旅行に行くかをお財布と相談する時なのだが。)
自分で決めることに迷いがあったり、目標というものがわからなかった20代の頃の自分にはいい言葉だったと思っている。