つらいものはつらいと認めてみる

学生の頃、つらい気持ちの日が続いていて、いま思うと些細な原因でもつらさが増していた気がする。
多感な時期というものだったのだろう。

当時、先輩と話している中で「他人と比べたら、世界中のつらいことと比べたら大したことないことかもしれない」と伝えたら、先輩から「原因がどうであれ、あなたがつらいと思うものはつらいことに変わりはないのだから比較する必要はない」という言葉をいただいて、少しほっとした思いがした。

つらいと感じた原因がたとえ本当に大したことがなかったとしても、自分がつらいと感じたのならそれはつらいのだ。