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【ゲーム】ホロライブの格ゲーが配信され、格ゲー初めて女子がいっせのせで実況プレイを始める【Vtuber】

「ストリートファイター6」が格闘ゲームを復興させようとしているけど、「IDOL showdown」も初めての人に格闘ゲームを届けるという同じ使命を持っている。

私は、「ストゼロ」といえばやべえ酒じゃなくて、快作「ストリートファイターゼロ2」を思い浮かべるほうで、格闘ゲームを「知ってる側」だと思っていた。
今の格闘ゲームをやってるわけじゃないけど、コマンド入力ぐらいできるし、スト4ちょっとさわったし、STEAMで無料配信されたホロライブのVTUBERが戦うゲームもふつうにできるでしょ!と思ってたら、

…確かに、今の格闘ゲーム難しいって敬遠されるのわかるかも…。

格闘ゲームって、スーファミ時代は遊びやすいものだったんだ!
友達が家にきたら、ちょい技コマンド見たら何となく理解できる。

そのあとの時代のFPSとかマインクラフトとかは「マニアックなゲーム」扱いで、こんなん子供ができるわけないやーんと思っていたが、子供は楽しんでいる。複雑さより、一緒に始める友達やガイド、好奇心があるかが問題なのだ。

ホロライブ配信者の「あの歌のフレーズ!」「あの配信の切り抜き!」って楽しむのはできるけど、体力ゲージ以外にゲージが2つあると、どれを増やしていつ使うか戦略的な部分がきちんと理解できるまで永遠に「何となくたのしい」のままで、ゲームのだいご味をちゃんと齧れてない。

ホロライブ公認ゲームなので「はじめての格闘ゲーム」をVTUBERがいっせいに配信で始めたのが面白い現象だった。
チュートリアルの用語がわからないし。「キャンセル」とか。
リアルに初プレイだなあとおもったのが、「格ゲーってアナログスティックと方向キーどっちでやるの?」の段階から始まる。あらゆるジャンルを長時間配信してるゲーム実況のプロたちが。

格闘ゲームって、一部の界隈だけで盛り上がってる「置いていかれた」ジャンルなんだって実感した。スト6がゲーム2作分をセットにしたようなとんでもないスケールにした理由がわかった。

ゲームの中では、引退した桐生ココがキャラクターとして復活(?)して、すごすぎるドット絵とネタの多彩さにスタッフの愛を感じる。
出演しているフブキがアーケードコントローラを買って、レバーをがちゃがちゃやるところから配信したり、ししろんやときのそらはゲーム内で使う悲鳴とかを出して、即開発者がアップデートしてボイスを差し替える。(でもやってる側は、配信中の声を切り貼りしたのが手作りっぽくて面白かった。さくらみこが数年前にマイクラでマグマに焼かれて熱っ!って連呼したのが今になってドットアニメの必殺技になってるなんて。)

(開始と同時に本当に鼻血が出たり、この後のどを痛めたのを逆手にとって友人がしゃべる二人羽織状態で配信したり、ただのポンコツじゃない。
※のちに、本当に体調を崩していたことが判明。休んだらその間に忘れ去られるからストレスになる、たいへんな仕事。

桐生ココのセリフ、ラップみたいな発音の強弱がある。引退した者は姿を失うVのルールがここでは適用されず、再会できるのがいい

オンライン対戦で負けてもなんかの汁が出まくって叫ぶ大空スバル。
ゲーム制作者や海外リスナーがついていくはずだわ。たとえば芸能人やプロゲーマーの解説にも響かない人でも、生の叫びでひきつける。いいです。これは。いいです。


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南ミツヒロ
読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。