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海外のさんざんな体験談、なんぼあってもいいですからね

本を買っても最後まで読みきれない状態だったけど「地図と拳」「バッタを倒すぜアフリカへ」の分厚い2冊が一気に面白く読めた。
ちゃんと面白いものを集中できる場所に持ってけば読めるんだ。嬉しい。ゲームへの興味は以前より薄いままだけど。

ところで、最近面白かった動画は、元芸人のレンタルぶさいくという方が、フィリピンに就職してめちゃくちゃな目に遭う話。

「バッタを倒すぜアフリカへ」の中にも、作者がモーリタニアの親友に融資して、タクシービジネスを始めようとするエピソードがある。

このふたつを同時に見ると、自分の人生の可能性まで広がる気がするというか。
バッタ博士は次から次へとトラブル続きで、前作を買った者として印税の一部がモーリタニアでこんなことになっていたのに笑うんだけど。


タフな人が海外で失敗した話って、何でこんなに面白いんだろう。
常に狭い日本で疲れていっぱいいっぱいの心にプスッと穴が開いて新鮮な空気が入る。

人生はどう分岐するかわからないし、日本がひどいって言っても、完全に絶望するにはほど遠い気もしてくる。

なにより両者とも、この性格だから失敗にめげず続けられるし、どんどん人が集まってきてみんなで助けたくなってくる。
この先を見守りたくなる。

買った日のことも記録しておくと楽しいよね 


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南ミツヒロ
読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。