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大空スバルの配信を見ながらスト6の話がしたいんじゃあ!!!

ゲーミングモニターを新しくして、序盤だけでやめていたストリートファイター6を再開した。
やればやるほどシステムが理解できてきて、ギクシャク同じ行動をとっていたキャラが躍動していく。
オンライン対戦で勝つと、ブロンズ、シルバーと肩書きが変わるんだけど、ゴールド帯の戦場を突っ切るまで続けたい。

前作ストリートファイター5のときは、格闘ゲームはだいぶ衰退していて、そのときのウメハラさんの配信と1年後の大空スバルを続けて観ると、高低差でめまいがする。

日本初のプロゲーマーの配信に、「格闘ゲームは盆栽みたいなコンテンツとして続くよ・・・」って、なぐさめか諦めかわからないコメントがついていたスト5↓

その続編をやっている人↓

これがひととおり遊びつくしたゲームのテンションなのが凄い。この動画本編を、格闘ゲームの「もう一つのマニュアル」としてみんなに見て欲しい。
上級者が家庭教師みたいにアドバイスをして上位ランクを上り詰める遊び方もあるけど、
「ゴス!ゴス!ゴオス!」ってプレイ中に叫んで、防音室の壁を突き抜けたらもう誰も文句を言いようがない。相手の体力が残っていても、それはそれで「勝ち」なんじゃないか。
叫びながら手汗をかいていることに気づいて、
「おっ、親指が濡れてる、なんだこれ、リュウの涙か…?」とつぶやいたのがツボです。

ぼくも、一度だけ「勝った」ことがある。
何のきっかけか忘れたが、友達の家にスーパーファミコンのボンバーマンをやるために集まった日のこと。

今考えれば、その家は人の集まる機会が多くて、多人数対戦ができる「マルチタップ」を持っていたんだろう。スーファミはふたつしかコントローラが刺さらないから2人対戦までしかできなかったけど、いかにもこのゲームのために作ったよ、って感じのボンバーマンの顔した延長コードみたいな機器に持ち寄ったコントローラをつけて、小学校高学年の友達同士で集まって人生初の4人同時対戦プレイ。
「いけええー!」「おらああああああ!!!」「ぎゃあああ!!!!!」
大げさじゃなく、近所に響き渡る声で叫んで。お母さんが、
「あんたたち…さっきから物凄い声が聞こえるけど大丈夫なの!?」って入ってきた。
そのとき、ぼくたちは勝ってた。

どんな映画好きも初めて映画館で観たスピルバーグの思い出を越えられないとか、どんな遊び人も初デートで手をつないだ日を越えられないとか、そういう二度と味わえない100%の楽しさのゲーム体験をしてしまった。

スト6配信でほぼ触れてる人がいなさそうだけど、ゲーム内のバーチャルゲーセンでレトロゲームが無料で遊べて、「スーパーパズルファイター」とか、ゼビウスに完敗したという「エグゼドエグゼス」などが遊べるのも太っ腹。

キャラクターだけは他作品に出ていて、本編はなかなか移植されなかった「キャプテンコマンドー」ウン十年越しに初プレイ。この時代のFM音源?のガビガビ感がいい。テレビゲームの音!って感じだ。

スト6は2年目になり、「餓狼伝説」から不知火舞が参戦されることがアナウンスされているので、カプコンがこの人をどう解釈するのか不安と期待が高まっている。

不知火舞はこういう格好で、最近だと関連作のキャラが参戦したスマブラで出禁をくらって、出てないのに話題になった。
春麗と格闘ゲーム界セクシークイーンの座を争い、90年代の男たちの場所だったゲーセンで、おっぱいが揺れる演出で人目を集めていたと古文書(ファミ通)に記されている。

格ゲー黄金期と戻ってはいけない時代の、両方の象徴。

そのあとの三代目格ゲーセクシークイーンと言えるデッドオアアライブのかすみちゃんは、格闘よりも外伝で半裸水着を着る仕事の印象が強まっている。

いま検索したら、パッケージからはずれていた


春麗は、若手のキンバリーに勝利して「こんなこと言いたくないけど若さってまぶしいわ」と、いい感じに年齢を重ねている。不知火舞はどうなるのか。彼女は、年齢を重ねることがゆるされるのか。

あらためてスト6を細かいところまで遊んでみて、いろんなところに発見がある。
筋肉バカのイメージだったレスラーのザンギエフは、知的な一面が強調されるようになった。彼に気があるマリーザは男女どちらでも恋愛対象らしいけど、それを「LGBTですよ!ポリコレとやらに気を配ってますよ!」ってアピールしてない、マリーザという人の一要素でしかないのが、すごくいい。

「ラーメン屋」ことリュウの新コスも、休日はエドモンド本田ステージの銭湯へ行ってタオルを巻いて、眉毛がタオルを貫通しているのはスト2時代の「眉毛がハチマキを貫通する」マンガ的表現で…と、全部その人の生き方を現わしている。

キャミイと猫がいっしょにいるのも、戦闘狂だった彼女が平穏な生活を手にして守るものができたからだろう。ドーベルマンだったら戦闘は終わってないことになる。

ところで今、ゴールド帯を抜けて、よく聞くプラチナってところに入ったら3回負けて初降格くらったんですけど!!降格あるのかよ。


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南ミツヒロ
読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。