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ゲームの中でふつうの看板を見つけるとうれしい。「女神転生Ⅲノクターン」プレイ日記4日目
女神転生Ⅲ。「教室」と「世界滅亡」の極端なふたつがつながってて、その中間の大人たちが存在しない感じが学生時代の感覚…だめ、うまく言えない。 pic.twitter.com/EsPgoW58K9
— 南 光裕 (@kohadamaguro) January 15, 2021
女神転生Ⅲ、大人がほぼいない。
まあ子供もいないけど、なんだったら人間がいないけど。
先生のお見舞いに行ったら東京崩壊。
ふつうは親の心配をするだろうけど、そのまま先生を探す。
「先生がすごく偉い」のが、中高生向けのストーリーという感じでちょっとおもしろい。
もう一人の目立つ大人はオカルト雑誌のライターで、彼もどちらかというとコドモ側の言い分を信じてくれる大人だ。
複雑なダンジョンの奥でこの自己紹介を考えて待っていたボス。よし殴ろう。
仕掛けのあるダンジョンのスイッチを入れたり切ったり、エンカウントしまくりながら、「おれ、RPGのこういう瞬間好きだったな」と思い出した。
4人バラバラのパーティが、戦闘シーンですっと並んで現れるときが好きだ。
フィールドから戦闘に切り替わって、テンション上がる感じのイントロが流れ、俺たちは一列に並んで出てくる。バラバラに集まった感があるメンバーだとより映える。
あれこれ入れ替えたり、控えのメンバーにも役割を与えられるのが楽しい。
昔からRPGにストーリーを求めてなくて、編成が好きだった。
それはともかく崩壊したトウキョウでは、アサクサに新勢力が集まりつつあるということで、駅からイケブクロ坑道を通ってアサクサへ。その途中で鬼に殴られて倒れた。
おお、久しぶりの強敵。
落とし穴や暗闇、ダメージ床、いやらしい仕掛けもたくさん。
昔のウィザードリィ時代なら、ノートにマップ書いてじっくりゲームと勝負する気構えじゃないと攻略できないけど、偉大なオートマップが先へ導いてくれる。
ゲーム内の駅で、禁煙や駆け込み乗車禁止の表示や自動販売機を見ると、「おっ」てなる。現代の地名が唐突に出て、そこがまた悪魔たちに占拠されて姿を変えていたり、実世界と地続きになっているのを確認したとき「おっ」てなる。
現実にないものより、ふつうの看板や、かけこみ乗車禁止の張り紙に「おっ」てなる。
なんでもない標識によって、現実と異世界がうっすらつながっているのを感じる。
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