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2024年6月の記事一覧

【読書】内田裕也✕モブ・ノリオ JOHNNY TOO BAD

硬派でいく。ウジャジャけた人間は登場しない。 変なかたちの本を読んだ。 内田裕也の対談集「ロックントーク」と、モブ・ノリオの小説「ゲットー・ミュージック」 二冊をくっつけてグラフィティや顔写真で飾って、上からでかいカバーでくっつけた「JOHNNY TOO BAD」。 内田裕也がそもそもよく分からない。政見放送がネタにされていたのと晩年の樹木希林さんとの謎の夫婦関係でしか知らない。 その人を語るのに、モブ・ノリオというまたよくわからない人を介する。 わからん×わからん

すばる7月号を学校の図書室に置こう

すばる7月号を読んだ。 李琴峰さんのアイオワ滞在記が良すぎて共有したいので、ここだけでもカッターで切り取って小冊子にして全国の高校の図書館に吊るそう。 アイオワ大学で、反LGBTQの活動家が講演をすることに、大学生たちが一斉に抗議する。 コールで、アートで。それぞれのスタイルで反差別を態度で示し、近所の車はクラクションを鳴らし、武装警察まで巻き込む騒ぎ。 その一部始終をその場にいるような迫力で記す。 もちろん「楽しい」話ではないけど、日本の学校の冷めた感じを経験したから、学

テレビを売ってゲーミングモニターを買い、10歳若返る

「成功者ほど大きいテレビを持つ」と子供のころから刷り込まれていた。 レトロゲームがレトロじゃなかったころから、「これを大画面テレビ様で遊べばどんなに楽しいだろう」と夢見てた。 そんな自分がまさか、まさか大好きなテレビを手放してゲーミングモニターを買うなんて。 自分の変化を認めて免許を返納するのはこんな気持ちだろうか。 選んだのはBenQのMOBIUZ。 XBOX/Sと組み合わせて、ゲームを一番コスパ良く遊べる。ゲームは無駄遣いを極めるほど美しいんだが。 今まで使ってたテレ