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暗い場所を体験するには、本がいちばんいい。 冒険家、角幡唯介の「極夜行前」。 太陽の昇らない真っ暗な北極を旅する話で、準備段階の「極夜行前」、本番の「極夜行」 2冊で前後巻のようになっています。 今の「冒険」とされているものは、行く前から地形がわかっているし、最悪の場合は救助を呼べる。死の恐怖と心からの喜びにふれられない。 だから、GPSを禁止して、星で現在地を割り出す技術を学んで、視界に頼れない極夜を旅する。 100年前の冒険家がしていたように、誰もしたことがない旅に
このレビューはネタバレでいきます。 PS4ホラーゲーム「アンティルドーン」が好きだ。それも、オリジナルより規制のある日本版に限る。 エグすぎた部分が吹き替えと規制でほどよくまるくなり、ジャンキーに喰えるホラーになった。 雪の積もるロッジに集まる男女グループ。そこでメガネ女子のハンナは、片思いの男性に告白される。 彼に促されて、意を決して服を脱ごうとしたその瞬間、「だーいせーいこーう!」てってれ~、とカメラを持ったメンバーが入ってくる。ドッキリだったのだ。ハンナは真剣な気