サウンドノベルの精神をかろうじて受け継いだ失敗作「WILL:素晴らしき世界」
はじめて知った「読むゲーム」はスーファミの「かまいたちの夜」だった。
といっても買ったわけじゃない。
中学1年だったか、ソフトを持っていた友達がわざわざ「このゲームの、ガラスが割れる音がリアルなんや」と、学校帰りにソフトを持って来たのだ。(先生にばれたら没収なのに)
それまで知っていたRPGなんかと違い、小さなメッセージウインドウではなく、画面いっぱいに文章が出る。
雪に閉ざされたロッジで連続殺人が起きる定番シチュエーションのミステリーだが、本格的に話が動き出す前の、ガラ