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【バイロンベイヨガ留学インタビュー】国際線CAからヨガの道へ。27歳の新しい選択。

こんにちは!ヨガ留学専門カウンセラーの美波です。

豪バイロンヨガセンター卒業生インタビュー第二弾をお届けします。

今回は日系国際線CAを経て、バイロンヨガセンターでCert IVコースを受講、2024年6月に本帰国したばかりYukikoさんのお話。

バイロンベイでヨガ学生をしながら、仕事も精一杯頑張った奮闘記です。
現地の生活はどんなかな?と想像しながらお読みください^^

Yukikoさん(27歳)のステータス (インタビュー当時)
コース:Certificate IV 1年間(英語)
ビ ザ:学生ビザ
学 期:2024年6月に卒業済み
滞 在:バイロンベイ近郊でシェアハウス
英 語:国際線CAとして実務経験あり

以下、
M:インタビュアー美波 Y:Yukikoさん
(インタビューは葉山某所で行いました)


M:Yukikoさん、おかえりなさい!なんだかキラキラしていて眩しいです。笑

Y:ありがとうございます。笑 今日はよろしくお願いします!

M:こちらこそよろしくお願いします。早速いろんなお話を聞かせてください。まず、気になっていたのが、Cert IVコースを6月末に卒業してその日のうちにすぐ帰国したのはなぜですか?笑

Y:そうなんです、Cert IVコースの卒業オリエンテーションをクラスのみんなでやって、同日に帰国便に乗りました。私の性格は0か100なので、バイロンヨガセンターを卒業したら目的は終わった!と。笑

(豪学生ビザは10か月以上就学の場合、コース終了後~帰国まで2か月間の猶予期間が与えられます。Yukikoさんは、帰国まで合法的に+2か月滞在OKでした)

M:かっこいいですね~悔いなしですか?

Y:はい、悔いなし、バイロンでの生活はやり切りました!もともとコースが終わったら帰国することは決めていたので、早く日本に帰って将来のために生活を整えたい気持ちが強かったです。

M:潔くていいですね!Yukikoさんの経歴を少しおさらいさせてください。渡豪前は日系国際線CAとしてお勤めでしたよね。1年間のヨガ留学がしたいと連絡をもらったときはまだCAとして働いていましたが、すでにご自身の中で渡豪を決めている印象がありました。

Y:そうですね、3年間勤務したのですが、オーストラリアに留学したいという思いはありました。せっかく留学するなら、語学留学やワーホリではなく、何かを学びに行きたいと自分の趣味であったヨガ留学を選びました。

M:では、なぜ学校をバイロンヨガセンターにしようと決めたのですか?

Y:ヨガ留学をしようと思ったときに、ネット検索でバイロンヨガセンターを見つけた後、美波さんにオンラインでお話を聞いてここにしようと決めました。

M:お話ししてから決定がとても早かったですよね。 他に候補はありましたか?

Y:そうなんです、決めたら早いんです。 一つメルボルンにある学校と迷っていたのですが美波さんにお話を聞いて、こっちにしよーって直感的に決めました。

M:それは嬉しい、ありがとうございます。バイロンヨガセンターの入学手続きを進めていく上で、英語力とヨガの経験を問うインタビューがありますがその時に現地スタッフから英語力が足りないと言われましたよね。

(Yukikoさんは、入学まで半年以上あったのでそれまでに英語力をあげるという条件付きで入学手続きを進めることができました。)

Y:言われました!私もそこは懸念していたのでやっぱりか、という感じで。国際線CAとして勤務していましたが、長い海外生活の経験はなく英語も独学でした。仕事で使う英語もパターンがあるので留学するなら英語のブラッシュアップは必須だと感じていました。

M:留学までにどうやって英語を勉強しましたか?

Y:出発前にオンライン英会話を3か月間毎日続けました。あとコースが始まる3か月前に入国して現地で英語力を磨いたので入学までにはなんとか英語力をクリアすることができました。

M:努力の賜物ですね。実際にCert IVコースが始まって英語面は大丈夫でしたか?

Y:最初は授業内容の100%理解はできていなかったと思いますが、ネットで調べたりしながらなんとかなりました。あと、1学期目の先生がとてもやさしい人で良くも悪くもゆっくり進めていくスタイルだったので、私にとっては第一歩目としてよかったのかなと思います。今はネットの時代なので駆使して課題も乗り越えることができました。笑

M:そうですね、それは他の留学生からもよく聞きます。翻訳アプリを使い倒した!と。笑 バイロンヨガセンターへ留学する前のイメージと後の違いがあれば忌憚なく教えてもらえますか?

Y:正直あんまり何もイメージしてなかったんです。笑 変な期待も持っていなかったので、落胆することもなかったんです。あれこれ言うクラスメイトも中にはいましたが、私はそれが個性として受け入れていました。

M:あはは、最高ですね!では、よかったことはありますか?

Y:英語ネイティブではない留学生がたくさんいるので、お互い高めあえる環境がとてもよかったです。私のクラスはカナダとスコットランド出身の2人だけが英語ネイティブで、南米を筆頭にほぼ留学生でした。

M:バイロンヨガセンターは1~4学期を通して人前でヨガクラスを教える機会がありますが、その点はどうでしたか?

Y:最初は慣れないので、自分の中に落とし込むまで時間がかかりとても大変でした。何度も練習や準備を重ねてできるようになりました。バイロンベイにいるときは、ヨガの先生をすることにあまり興味を持てなかったのですが、今日本に帰ってきてヨガを教えたいなという気持ちがあります。

M:Yukikoさんは、バイロンベイへ行く前にホットヨガに頻繁に通っていたと思いますが、バイロンベイのヨガとはスタイルが全然違うと思います。その点、心境の変化や感じたことはありましたか?

Y:美波さんと初めてオンラインでお話ししたときに、バイロンベイでヨガを学ぶとホットヨガは邪道だと感じるよみたいことを仰っていたのをよく覚えていて、その時は全く想像がつきませんでした。でも今はそれが本当によくわかります。

M:えー!そんなことを言ったんですね。生意気言って本当にごめんなさい。。

Y:いえいえ、でも今はその言葉がその通りだなって。笑 もうホットヨガに通えないです。

M:何が違うと思いますか?自分のヨガも変わりましたか?

Y:日本でやっていたホットヨガは38度くらいの暑い室内で体を動かして汗をかくのでダイエットやエクササイズ要素が強いと思うのですが、今私が求めているのは真逆のヨガです。自分が教えたいと思うのもリラックス要素の強い陰ヨガなどが好みだと気づきました。その方が自分のエネルギーに合っていると感じます。

あと、変な話なんですが、英語で習ったので日本語でヨガを教えられなくて。でも、自分にとって言語として英語の方が心地よいので、日本では英語でヨガを教える機会があればいいなと思います。

M: Cert IVコース卒業生が英語でしかヨガが教えられない!というのはよく耳にします。笑 1年前とお話ししている内容が全然違っていて面白いですね。良し悪しはないですが、自分のスタイルを見つけていて素晴らしいです。

Yukikoさんは、バイロンヨガセンターのヨガをどう解釈していますか?

Y:ポーズというより瞑想ですね。心地よい瞑想に向かう手段のためにポーズがあって自分と向き合う時間を多く持ちました。メンタル要素が強いです。日本ではホットヨガばかりしてきたので、最初は全然慣れずよくわからなかったのですが、今はこっちの方が心地よいなぁと感じます。

M:面白い変化ですね。今キラキラしているのは、しっかり自分と向き合った証拠なんですね。いろんな変化が見られますが、1年間で自分のここが一番変わったなと感じる所はありますか?

Y:ヨガ留学のおかげかバイロンベイで生活したからなのかは分からないですが、自分の軸が見つかりました。それは信頼なのですが、バイロンベイは良くも悪くも自由な街なので、反面教師で学ぶこともたくさんありました。自由な人たちがいる中でも自分のここは大事にしたいな、守り続けたいなと思ったのが信頼でした。元々持っていたものだと思いますが、1年間の生活で信頼の大切さを強く感じたので、これが自分の軸です。

M:それはそれは・・色んな経験をされて向き合ったのですね。 
では、生活スタイルの変化はありますか?

Y:あります、すっかりミニマリストになりました。笑 日本に無駄なものが多すぎることにびっくりしていて、例えばスーパーのプラスチックの多さにも違和感があって環境問題について考えるようになりました。

M:それは、とても分かります。私も帰国した時は同じように感じていました。ただ、残念ですが2~3年も日本で生活するとこちらの生活に慣れて抱いていた違和感が薄れていくんですよね。

Y:めっちゃわかります、すでにもう慣れてきている自分がいます。笑 ただ、慣れてきてもこの感覚はずっと忘れたくないですよね。無くても成り立っている街(バイロンベイ)があると知っているだけでも全然違いますもんね。

M:完全一致です。前は必要と思っていたものをさらっと手放せるようになりますよね。


M:では、ここからはリアルな生活面について聞かせてください。Yukikoさんは、ヨガを学びながらもしっかりアルバイトをしていた印象です。アルバイト先はどうやって見つけましたか?

Y:アルバイト先を探していた時に、当時のフラットメイトが後に私が働くことになる日本食レストランのインスタグラムを運用していて、紹介をしてもらったのがきっかけです。そのレストランではフロアスタッフとして帰国まで働きました。なので、よく聞く履歴書ばらまきはしたことがなく、ラッキーなことにすぐ見つかりました。

(バイロンベイ中心地にある人気のJapanese&Sushi BarでAll Englishです)

M:差し支えなければ、お給料を教えてもらえますか?

Y:特にバイロンベイは繁忙期(夏)と閑散期(冬)との差があって、夏は週$800~1000ドルくらい稼いでいました。(月約32~40万円) なので夏に一気に稼ぐようなイメージです。家賃や学費もそれでまかなっていて、無理なく生活ができていました。

M:シェハウスはどうやって見つけましたか?

Y:1年3ヶ月で3回住む場所が変わっています。最初の1カ月半はAirbnbを使ってLismoreに住んでいました。さすがに不便だったので(バイロンベイまで車で約40分!)、Facebookを使ってSuffolkエリア(中心地まで自転車で20分)、その後中心地寄りのエリアに住みました。タイミングもありますが、割とすぐ見つかりました。

M:家賃は月いくら払っていましたか?

Y:だいたい週300ドル払っていました。(月約12万円)

M:詳細に教えてもらってありがとうございます。バイロンベイは仕事や住む場所が見つかりにくいと聞いたので不安ですという相談をよく受けるのですが、Yukikoさんはどう感じていますか?

Y:なんとかなるので、一度来てみてほしいです。どこへ行っても見つからない人は見つからないので、行動あるのみです!
現に私もなんとかなったし、仕事で言うと周りの友達も飲食店で働いている人が圧倒的に多かったです。飲食はまかないが出るので、食費も節約できて助かりました。

M:たくましいですね!特に今心配して迷っている方がいれば参考にしてほしい意見です。
では、最後にYukikoさんの今後の展望について是非聞かせてください。

Y:今就職活動をしていて、ヨガウェアの会社と日本文化を外国人に紹介する会社で迷っています。あと、仕事をしながらヨガを教えていきたいという気持ちがあるので、機会を作ってヨガクラスも開催したいです。

最終的な目標は自分のヨガウェアのブランドを持ちたいと思っていて、だからヨガウェアの会社を就職先に選ぼうとしています。日本のヨガウェアにあまりピンときておらず、シンプル且つ地球に循環できるようなサスティナブルウェアを世界に向けて作りたいです。デザインのイメージはバイロンベイからもってきたいと考えています。

M:今後が楽しみですね。まずは希望の就職先が決まることを願っています。是非今後の話も聞かせてくださいね。今日はありがとうございました!

Y:こちらこそありがとうございました!


Yukikoさんのお話しいかがでしたか?
ヨガ留学準備を一緒に進めていく中で、とにかく決断と行動が速いのがYukikoさんの特徴でした。
やりたいことが自分の中で明確で、不安に思うことはないのか?と感じるくらい潔くてまっすぐ。

インタビューの中で事実の説明はさらっとしてくれるのですが、その時の気持ちを聞けばしっかり葛藤も奮闘もあって、でも最終的になんとかなるさと気持ちの強さで前向きに進んできたんだなと芯の部分を感じました。

ここには書ききれなかった1年間の紆余曲折の出来事を聞くとギャグみたいなことも起こっていて笑、Yukikoさんの人間としての面白さや振り幅も垣間見えより魅力に感じました。

今後のYukikoさんがどんな選択をして人生を歩むのか、とても楽しみです。
陰ながら応援させてくださいね。

またゆっくりお話ししましょう!
この度はインタビューのご協力ありがとうございました^^


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