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【バイロンヨガ留学インタビュー】47歳が挑んだ英語とヨガ 20日間の奮闘記
Hitomiさん(47歳)のステータス (インタビュー当時)
コース:Intensive RYT200 20日間コース(英語)
価 格:$5,490(3食付き・相部屋)
ビ ザ:観光ビザ
学 期:2024年7月
滞 在:バイロンヨガセンターにて寮生活
英 語:海外在住経験5年間あり
以下、
M:インタビュアー美波 H:Hitomiさん
(インタビューはオンラインでおこないました)
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M:Hitomiさんお久しぶりです!バイロンベイでお会いして以来ですね。お元気ですか?
H:お久しぶりです。帰国してしまいました~。今日はよろしくお願いします!
M:こちらこそよろしくお願いします。今日はいろいろとお話し聞かせてください。早速ですが、バイロンベイへ行く前の経歴について教えてください。Hitomiさんは海外在住経験がありますよね。
H:仕事でマレーシアに住んでいました。ヨガに出会ったのは帰国した30歳の頃です。
元々運動が好きで、30歳の時に地元のヨガスクールが独自で提供しているハタヨガ資格を取得しました。30代に入ると一般的にも身体の変化を感じやすいと思うのですが、そのタイミングで自分のためにヨガを勉強しました。
M:ヨガの資格を取ってからヨガを教えることはしていましたか?
H:母の友達5名くらいにちょいちょい教えてはいました。ヨガの資格を取ってから17年間、不定期に月1度ほど教えたり、自分の練習は続けていました。今は2つのヨガサークルで教えています。
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M:なぜこのタイミングでヨガ留学をしようと思ったのですか?
H:5年前、結婚を機に引っ越しをしたのですが、そのタイミングでアーユルヴェーダとかヨガとかずっと海外で何か学びたいと思っていました。その時からインド、バリ、ハワイ、スリランカなど学ぶことや場所を検討していて、でもコロナで行けないし、仕事も新しく始めたしで動けずにいました。
コロナも仕事も落ち着いて、今かなと思ったときに美波さんのブログを見つけてバイロンベイのヨガ留学を知ったのが動き出すきっかけです。
M:えぇ!そうなんですね。それは嬉しい。ありがとうございます。
H:美波さんとLINEで速攻繋がって、オンラインで具体的な話を聞けてトントンと進んだのが大きかったです。
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M:それはそれは、ありがとうございます。20代と40代の留学は意味合いも、ご自身の気持ちも違うと思いますが大きな決断でしたか?それとも元々海外経験があったから特に抵抗はありませんでしたか?
H:抵抗はなかったです。日本にいると40代の留学と聞くと珍しがられると思うのですが、周囲もひとみなら行くよねといった感じで。笑 元々結婚した時に夫には今後海外留学したいことは伝えていたので、家族の理解も早かったです。
懸念点があるとすれば、義父と同居しているので日本の冬の時期の留学は避けたいなと思っていました。冬は体調を崩しやすいので、日本の気候が良いときに行こうと春~夏の留学を検討していました。
M:なるほど、各方面考えることがありますよね。お仕事を辞めての留学でしたが、帰国後のプランは考えていましたか?
M:仕事に関していうとあまり不安はなかったです。退職した仕事がとても好きだったし、出戻りができる関係性でもあったので。いったん一区切りと思ったタイミングでした。
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M:Hitomiさんの人間性の良さですね。では、ヨガ留学に向けてどんな準備をしましたか?
H:美波さんが英語の準備はするに越したことはないと何度も言ってましたが、現地に行って痛感しました。英語面はオンライン英会話を使って練習し、ヨガはヨガセンターから出された課題を繰り返しました。
コースを終えてみると、解剖学の英語についてもう少し準備をしておけばよかったかなと思います。しかし振り返ってみると、当時は精一杯の準備をしたと思っています。
M:実際に現地にいって英語面はどうでしたか?
H:想像以上にめちゃくちゃ大変でした。笑 初日にクラスメイトの自己紹介がありますが、その時点で聞き慣れない名前を覚えるところから苦労しました。でも、現地に行ったらやるしかない精神です。
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M:クラスメイトは何名いて、国籍はどんな方がいましたか?
H:全部で12名いて、アメリカから1名、香港から1名、あとはオーストラリアからきていました。私以外全員英語ネイティブです。笑
M:そんな環境でどうやって乗り越えましたか?
H:昔中国に留学していたので、香港からきていた方に通訳してほしいと最初はお願いしていました。ただ、コースも徐々にハードになっていって、個々人が余裕がなくなってくるのでお願いしている場合ではなくなりました。
やっぱり自分が一生懸命やることでクラスメイトも応援してくれて、「ちゃんとできてるよ!」とハグしてくれたり、励ましの言葉をたくさんかけてくれました。最初の頃は情緒も不安定だったので、周囲の優しさに感動して毎日よく泣いていました。笑
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先生からは「これを日本語でやると思ったらできないし、チャレンジしているHitomiはすごい!」と声をかけてくれて、それでまた感動して泣くという感じでした。全体が応援してくれる雰囲気でしたね。
M:Hitomiさんの性格がそうさせるとは思いますが、周囲にも恵まれたのですね。20日間の全日程の中でどんな心境の変化が見られましたか?
H:最初の1週間は、周囲の優しさに触れる度に感動してすぐ涙が出ていました。逃げたい気持ちは全くないのですが、必死なので気持ちを整理している場合でもなかったです。1週間経ったころ、人前でヨガを教えるPublic Classがあって、その時になんとなく教えることができて。そしたら先生もクラスメイトも褒めてくれるし、自分にとっても大きな自信になって、そこから情緒も落ち着いてきたと思います。
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あと、コース中に助けてもらってばっかりで、これでいいのかと思ったときがあったのですが、その誠実に頑張る姿を見せていることが周りの励みや刺激になっているよと声をかけてもらったことがあってとても楽になりました。
クラスメイトも後半戦に入ってくると知識やスキルも一気に上がってきて、焦りや葛藤もありましたが、自分なりに一生懸命やればいいと気持ちを切り替えて強く頑張りました。
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M:ヨガのポーズは馴染みがあっても、英語で解剖学やヨガ哲学は更に難しい分野だと思います。
H:日本語でも難しい解剖学は途中からある意味諦めもありました。無理だ!と。理解できるところもありますが、わからない部分も多くありました。ヨガ哲学は、八支則について口頭テストがありますが、先生も優しい質問をくれる配慮があったので乗り越えられました。
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M:本当に20日間だった?と思うほど毎日が濃いですよね。笑 晴れてRYT200を英語で取得し、卒業した時のお気持ちはどうでしたか?
H:開放感がすごかったです。終わったー!!と。卒業後オーストラリア国内を一人旅する予定だったので、テキストを開こうなんて一度も思いませんでしたね。笑
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M:Hitomiさんは17年前に本格的なヨガの勉強をして、そこからヨガを続けていますが、今回バイロンヨガセンターで改めて学んでヨガの捉え方に変化はありましたか?
H:バイロンヨガセンターのヨガはプロップスを多用して、老若男女ができる安心安全の優しいヨガですよね。
(プロップス・・ブロックやブランケット、紐など身体をサポートするヨガの道具)
今まではヨガといえばポーズという認識が強かったですが、バイロンヨガセンターでは、呼吸法や瞑想も多く取り入れるのでメンタルアプローチが強いヨガは勉強になりました。
私もハードなヨガはもうあまりしないので、自分のスタイルには合っていましたね。
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M:改めてヨガを学んだあと、ご自身の教えるヨガに変化はありますか?
H:良い面はもちろんあるのですが、プレッシャーに感じてしまっている部分もあります。
新しい知識を入れたばかりなので、この状態で教えていいのかな?と思う所もあり。
M:ヨガは学べば学ぶほど、先が長いと感じることがありますよね。
H:そうなんです。今まで教えていた自分のスタイルにバイロンヨガセンターで学んだことも取り入れたいと思ったときに、どうやって流れを組もうかと思い悩んだりもしました。
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バイロンヨガセンターを卒業したあと、シドニーや国内を旅行しました。
その時の宿泊先に誰でも使えるスタジオがあって、そこでヨガをしていたらある女の子からヨガを教えてほしいと言われたんですね。
ヨガ合宿を終えたばかりだったので、習ったことをそのままやると、「ヨガ気持ちいい~私ヨガやってる!」て言われたんです。その言葉が本当に嬉しくて。これからもそういう経験を積み重ねていきたいなと思います。
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M:いろいろとご苦労もされましたが、バイロンヨガセンターのヨガ留学、行ってよかったと思いますか?
H:それは、思います。もう一度やれと言われたら、もういいわ!と思いますが笑、やり切ったという達成感と経験は自分の大きな自信になりました。あんなに何かに感動して泣き続けることも人生であまりないし、それはバイロンヨガセンターという場所があったからこそだと思います。
あと、クラスメイト以外にヨガセンターで働くスタッフや別のコースに通う学生にも優しい声掛けをしてもらって随分助けられました。人の温もりを感じる場所でしたね。
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また、コースが終了してオーストラリア国内旅行を終え、またバイロンヨガセンターに戻りました。その時は、日本から夫と母もバイロンヨガセンターにきて、一緒に宿泊したのですが、ヨガやプラントベースの食生活も一緒に体験できたことが嬉しくて。その時にスタッフたちが「おかえりなさい!」と温かく迎え入れてくれたのも感激でした。
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M:同世代の方でバイロンベイヨガ留学にチャレンジしたいと思っている方に薦めますか?
H:同世代の方も、やればできるよ!と伝えたいですね。やっぱり守りに入って、私にはできないと思ってしまいがちだけれど、できる!と言い切りたいです。
あと、コース後にオーストラリア国内を転々と旅行しましたが、どこでも生きていけるなと思いました。もちろん日本の良さにも改めて気づくし、海外の楽しさも体験出来て、拠点を作ってさえしまえば結局どこでも楽しめると改めて気づかされました。人生のオプションができたような感覚です。
それには健康があってこそなので、定期的な検診や自分の身体の健康は守っていきたいとも思います。
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M:今後の展望はありますか?
H:今まで本業があって、空いた時間でヨガを教えていましたが、せっかくなのでもう少しヨガの比重を多くしようかなと考えています。
ただ、帰国したばかりでまだスイッチが入ってないのもあり、またピンときたものがあれば行動に移せる準備はしておきたいと思います。
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M:今後が楽しみですね。人生の先輩として、今後も仲良くしてください!この度はありがとうございました。
H:こちらこそありがとうございました!今後もKeep in touchで、是非よろしくお願いします。
後日談・・
ヨガは継続して教えつつ、地元の伝統工芸品を英語で外国人に紹介する仕事を始めたとのこと、楽しんでおられるようです。オーストラリア人のお客さんにバイロンベイにいたことを話しているそうです。
Hitomiさん、ありがとうございました!
いかがでしたか?
一緒に準備を進める上で、オンラインで打合せだけでなく、世間話もたくさん楽しませていただきました。ちょうど私がバイロンベイにいるときに現地でお会いできたので実際に会えた嬉しさもひとしおでした。
同世代の方々だけでなく、Hitomiさんの等身大の挑戦は多くの人にとって励みになるのではないかと思います。私も今後の人生の中で何度もHitomiさんのことを思い出すと思います。
この度は貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
また日本のどこかでお会いできることを楽しみにしています。
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