【3泊4日】宮古島・那覇のおいしいお店に行ってきました
父が宮古島出身の那覇在住で、父に会いに行きがてら宮古島に行ってみることに。ちょっと空を飛んでみたくて「パラセーリング」を予約していたのですが、強風で中止に。仕方なくフードファイトに振り切った旅行をしてきました。旅ブログとういうことで、美味しかったお店をレポートしていきます。
【DAY1】温泉と宮古牛を堪能
着いてすぐレンタカーを借り、向かった先は「シギラ黄金温泉」。裸で入る通常の温泉エリアと、水着着用のジャングル風温泉プールエリア、温水プールとハンモック、プールサイドでのんびりなど、家族で楽しめるスーパーすぎる日帰り温泉施設です。
宮古島は2月に行ったのですが、気温は20度あり水着でも寒くなくて快適。紫外線指数も5と比較的穏やか。水着で外気浴を楽しめて最高でした。サウナもありましたよ。
お風呂上がりにはあっさりした豆腐のアイスを
私が出演していたポッドキャスト番組「ワールドハッピーニュース」にて、パーソナリティの馬場さんが「美味しすぎておかわりした」と話していた「宮古島まごとうふ」のソフトクリームも食べました。トッピングが無料で黒みつときなこをかけてもらいました。あっさりしたソフトクリームは絶品です。
ホテル「SUI」にチェックイン
今回宿泊したのは「イラフ sui ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」です。AMEXのSPGカードのポイントが貯まっていたので消化してきました。ラグジュアリーホテルがポイントで泊まれるのは嬉しいですよね。たまには非日常な体験もいいです。
チェックイン時には地元宮古島のお塩「雪塩」と、ヒマラヤ岩塩で作るバスソルトづくり体験も。「雪塩のお風呂に入るとお肌がツルツルになりますよ〜」とお姉さんに言われたので、雪塩で作ったのですが信じられないくらいお肌がスベスベになったので、お土産に雪塩を買おうと決めたくらい良かったです。
シャンパンデイライトで0次会
ホテルのサービスとして日没に合わせた「シャンパンデイライト」という時間が。プールサイドでシャンパンとおつまみを2種いただけるのですが、どれもおいしくてインクルーシブで楽しめるのは嬉しい。とんでもなく曇天ですが、外でお酒が飲めるだけで気分がいいですよね。ノンアルコールシャンパンもご用意がありましたので、車でも楽しめます。
いざ宮古牛焼肉へ
焼肉が大好きな私は、旅先で地元でしか流通していない牛肉を食べたい! と1日目の夜ご飯は「宮古牛焼肉喜八 別館」にお邪魔しました。有名店だけあって予約で満席。多くの人で賑わっていました。
宮古牛特選5種盛りを頼んでいろんな部位を1枚ずつ食べたのですが、圧倒的に赤身肉がうまい。これを地元の塩でいただきます。サーロインもありましたが、もう年齢的にサーロインは胸焼けがして食べられませんでした……。(悲しい)
部屋に帰ってからお約束のオリオンビールとポテチで晩酌。宮古島のコンビニはレモンティーの品揃えが豊富で、レモンティーが好きなんだ〜と発見がありました。
【DAY2】ドライブ&絶品「にいまそば」に出会う
朝になりました。晴れているものの強風のためパラセーリングが中止に(涙)。気持ちを切り替えてドライブに出かけることにしました。
じつは私10年前に免許を取って以来、1度も運転したことのないペーパードライバー(ゴールド免許)。最近そろそろ運転できた方がいいなと思う出来事があり、ペーパードライバー講習を受けようと思ったていたのですが、パラセーリングも中止になり、時間もあることだし「運転やってみる?」と急遽ドライブに。
向かったのは「通り池」と呼ばれる海と繋がった海水の池です。石灰岩の地層を歩いてお散歩ができます。ゴツゴツとして地面に、「全然ちがう国に来たみたい!」とテンションが上がります。池とか湖とか好きで、旅先で見つけるとよりがちです。
本当に何にもないのがいいですよね。ちなみに運転は意外とできました。都市部だと難しいかもですが、宮古島での運転なら大丈夫。自信が湧きました。
通り池の先には「17END」という飛行機の着陸を真下から眺められるスポットも。海風が強く寒そうに待っている人がちらほらいましたよ。
1番美味しい「にいまそば」
お昼ご飯は「にいまそば」へ。やさしいお出しと自家製手打ち麺がおいしくて、いままで食べた沖縄そばの中で1番好きでした。また宮古島に来た際は寄りたい。
「にいまそば」の近くに「雪塩ミュージアム」があったので、こちらでお土産に「雪塩」を購入。空港よりお得に買えるセットもありました。ハニートーストに垂らしたり、お風呂に入れたり。おうちで愛用しています。
味のある看板
地方の楽しみ方は「看板」。古いフォントや、なんでこのネーミングにした?という「味のある看板」を見つけることが趣味です。今回見つけた看板がこちら。「水」いいですね。しかもでかいです。道路脇にありました。
小学校の校庭にありました。「広い心」は大切ですよね。宮古島で生まれて育つと広い心が育つことでしょう。しかしでかい岩です。
「なんでそうなった?」のうんこ株式会社。こどもが喜びそうな写真でしょう?
駐車場に立てかけてあった看板。「またあした」非常にいいです。都市部にいると「負けへんで!」の精神で日々頑張って生きていますが、宮古島くらい小さなコミュニティだと、「負けへんで」よりも「またあした」の精神が必要だなと思いました。
私の父が宮古島出身で「またあした」の文化の人。そして母は在日韓国人で「負けへんで」文化の人。家族を犠牲にしてでも仕事が大事な母と、仕事よりも家族が大事な父は、価値観が合わず結局離婚したのですが、そりゃそうかとこの看板も見て腹落ちしました。
ルーツを辿る旅というのは、思いがけない発見があるものですね。
夜ごはんは「島おでん」
気温が20度あっても冬は冬。おでんが食べた〜い。ということで「島おでん たから」へ。オープンから予約でいっぱいでした。ほろほろのソーキや、島やさいの天ぷらなど、非常に美味しいおでん居酒屋でした。予約必須の名店です。
犬をひもでつなぐのは内地の人
宮古島では犬も自由です。リードに繋がれた犬はおらず、我が物顔で道を歩いています。周りの人もそれが当たり前。たしかに昔って勝手に歩いている犬っていたな〜と懐かしい気持ちに。父にその話をしたら「犬をひもに繋いでるのは内地(本州)のひと」と言っていました。犬も島民って感じがしました。
【DAY3】いざ!那覇フードファイトへ
「イラフ sui ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」は朝食も美味しかったです。器も可愛くて、見てみたらポルトガルの器でした。
貫入(釉薬のヒビが入ったもの)が美しいグレーのコーヒーカップ。家に持って帰りたい可愛さでした。腹ごしらえをした後は、宮古島から那覇へ移動です。
HOTEL STRATA NAHAにチェックイン
那覇のお宿に選んだ「HOTEL STRATA NAHA(ホテル ストレータ那覇)」は、「由縁 新宿」などを手がけるUDS系列のホテル。なのでデザインのシンプルさや綺麗さはピカイチ。本当は「mui たびと風のうつわ」か「EMIL NAKIJIN」に泊まりたかったのですが、アクセス重視で「美栄橋駅」から徒歩約30秒、国際通りも歩いていけるホテルにしました。
那覇でピザを食べる
今回の夜ごはんは食べログ百名店にも選ばれた「BACAR(バカール)」。沖縄の素材を活かしたイタリアンです。
ピザはもちろん、前菜もデザートも美味しくて大満足でした。
2軒目は全世界からサッカーファンが集まるカンプノウへ
父の店「カンプノウ」へ。この日は川崎からいらしたサポーターの皆さんでいっぱいでした。
沖縄の武藤敬司こと父です。ニコニコした沖縄の人です。いつか沖縄の武藤敬司として相席食堂とか出てほしい(笑)。
父とは10年しか一緒に住んでいませんでしたが、大人になって子どもが会いに来れるように、会った時に恥ずかしいと思われないよう立派な店にしようとお店を始めて今年で20年目になります。
10代の頃は母親が頑なに会うなと言っていたのですが、成人してもういいやろと会いに行ってから、たまに会っています。なぜか顔が広く、私よりも私の友達が父に会っていることも。変わった人です。
父のTwitterはフォロワーが3,000人以上いて笑いました。もしサッカーが好きなら行ってみてください!国際通りの日航ホテル裏です。
【DAY4】やちむんの里と揚げタコスを
那覇の観光は「やちむんの里」へ。琉球ガラスの工房は定休日だったのですが、行きたかった北窯をみてきました。
揚げたタコスがこんなに美味しいとは…!「メキシコ」
「手で食べるものはうまい!」という説を提唱している私。「那覇に行ったらタコスを食べたい!」と気になっていた「メキシコ」へ。
食べてびっくり、揚げ焼きしたモチモチの生地で想像の斜め上のタコスでした。メニューはタコスのみ。また行きたいですし、次はタコスを巡る旅をしたいです。
那覇でもいつも通りナチュールワインを
那覇では沖縄っぽい店に行くというよりは、普段通りの生活らしくナチュールワインのお店へ。昼から飲めて、明るい女性たちが切り盛りするワインバーは、活気にあふれていました。おつまみも和風の味付けだけれどワインに合う、イチゴの白和えなど美味しかったな〜。また行きたいお店になりました。
疲れたのでまた日帰り温泉に
とにかく疲れやすい私は、遊びの途中で銭湯に行きがちです。那覇では街中にある「りっかりっか湯」へ。サウナとお風呂の種類もたくさんあり、マッサージチェアで疲れを癒しました。地元の人が多く「お先に〜」と声をかけられました。地元の人はみんなすっぴんだけど顔が濃くて、自分に似ていると思う人がいっぱいいました。生まれ育ったわけでもないけれど、なぜか地元感を感じます。
今回の旅ブログは「ちょっと空を飛んできます」というタイトルで書きたかったのですが、強風で飛べなかったので空はまたどこかでリベンジしたいと思います。車の運転ができたという思いがけない収穫が、今回の旅で1番よかったことです。予想外のいいことが起きるのも旅の醍醐味。
さて次はどこへ行きましょうね。