振り切るということ
なんども、あなたは振り切ってないから、どう扱っていいかわならいといわれてたことがあります。それは指摘の通りだと思います。
でも、自分のなかに、A面の自分と、B面の自分は確実に存在し、二人は会話をしたり、励まし合ったり、時には喧嘩したりします。喧嘩したときは、さらに「先生」とよんでる第三のキャラクターが出てきて、仲裁することもあります。ごく稀ですけど。
勝手に、この二人は1つの体のなかにいて、同じ誕生日だから、双子なんじゃないかって思って、今は双子の兄弟という「設定」になってます。それは、星占いをしてもらうときに、ちゃんとした誕生日をつたえなければならなかったからです。そもそもわたし双子座だし。その素養充分です。
B面は男子で、そのままビジネスの場でもその名前でよばれてて、A面は本当の自分、成りたい自分かもしれず、限られたコミュニティや人しか知りません。
本来なら、自分らしく生きるために、B面からA面に振り切れば良いんですが、いまの自分には、この状態がすごく心地がよいのです。仲良し兄弟みたいで。べつにリアルな兄弟はいるんですけど。
社会的にはB面8割、でもプライベートやこれからの暮らし方はA面8割にしたい。でも在職トランスのかたのように、人事に許可取って100%A面というわけにはいかず、特に古いお客さんにA面で対応するとか考えられません。
一時期、解離性同一症なんじゃないかって、すごく悩みましたが、完全に人格が入れ替わったり、支配的な人格が存在するわけでないので、多分、そうではないでしょう。
正直、ちゃんと振り切って、トランスしてる人にしてみたら、すごく半端物で友達にしたくないかもしれません。でもこれがわたしの自然で個性なんです。
いまは、一方の人格が、片方の人格を暴力的に支配することなく、仲良く一緒に暮らしていければなって思ってます。
A面でやっていく自信がなくなったとき、B面で失敗したとき、たまにアバターが変わるのはこう言う理由なんです。あまり変えるのやらないように注意します。
ほんと、みんなに誤解をさせてしまってごめんなさい。
これからも私たち兄弟をヨロシクおねがいします。
とみぃ&みなみ