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ドラマ『二十五、二十一』10万ウォンの小切手&バナナ味牛乳
안녕하세요(アンニョンハセヨ)南うさぎです。
今回はドラマ『二十五、二十一』に登場する、当時よく使われていた10万ウォンの小切手と、当時から今まで長い間愛されているバナナ味牛乳についてです。
※写真はすべて公式サイト(http://program.tving.com/tvn/twentyfivetwentyone)から。
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第4話、IMF危機で父の会社が倒産し、大学をやめて就職活動をしていたイジン(ナム・ジュヒョク)の姿が描かれています。イジンは貿易会社の面接会場で偶然、先輩に会います。面接に落ちたイジンに、先輩は10万ウォンの小切手を渡します。慰めてくれるような先輩の態度が本音ではないことを知るイジンは、何も言いませんが心はとても傷ついているようです。
その夜、イジンは一人で屋台に行き焼酎を飲みます。その姿がとても寂しくて、その時代を背負っている若者の痛みがよく伝わります。
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10万ウォンの小切手を使うときは、裏面に氏名、連絡先、住所を記入して身分証明書を確認して使います。現金とほぼ同じ感じで使い、銀行に持って行けばすぐに現金との交換も可能です。
韓国では5万ウォンの紙幣が発行される2009年までは最高額の紙幣は1万ウォンでした。そのため、5万ウォンの紙幣が発行される以前は10万ウォンの小切手がよく使われました。今でも使われてはいますが、現金よりカード払いが多くなり、昔ほど目にすることはなくなりました。
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また4話で、イジンはヒド(キム・テリ)がフェンシングの練習をしている体育館に行き、ストローを刺したバナナ味牛乳を窓から差し入れます。ヒドは自分が飲んでいるバナナ牛乳にいきなりストローが刺さっているのを見てびっくりします。バナナ味牛乳の販売の開始は1974年6月で、今でも1日平均約80万個も売れています。見た目がつぼに似ているので別名『ダンジ(つぼ)ウユ(牛乳)』とも言われます。
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子どもの頃、銭湯でよく飲んだ懐かしい思い出を持つ人も多く、現在も韓国のコンビニで一番よく売れる商品として不動の人気を誇っています。2012年6月からは日本国内でも発売されましたが、反応はいまいちだったそうです。また、バナナ味牛乳は2015年に放送されたドラマ『応答せよ!1988』にも登場していて、こちらのドラマでもIMF危機が描かれています。
※次回更新は2022年4月22日(金)の予定です。
안녕!