『きみの瞳が問いかけている』は『ただ君だけ』だった【韓国&日本のエンタメ|プロモ文化の違い#リメイク作品韓国⇒日本編】
안녕하세요(アンニョンハセヨ) 南うさぎです。
韓国ドラマや映画を日本で放送・公開する際のタイトルやポスタービジュアルの違い、またその逆の日本の作品を韓国で見る場合も、これまで比較してきました。
今度は韓国・日本間のリメイク作品について比較していきます。作品興行が成功した映画や、作品性が優れた映画のリメイク版は国内だけではなく海外に輸出することがありますが、とくに日本と韓国の作品はお互いの国でリメイクされた作品がまた逆輸入されるというケースも多くなっています。
今回は日本でリメイクされた韓国映画のポスターとキャッチコピーを、韓国原作版とその日本公開版・そして日本リメイク版とで比較してみました。
※使用写真はすべて公式サイトからの流用です
サニー 永遠の仲間たち
*韓国版タイトル:サニー
*韓国版キャッチコピー:
<加速スキャンダル>のカン・ヒョン監督の七王女プロジェクトサニー
一番輝いた瞬間、私たちは一つだった
*韓国公開日:2011年5月4日
*観客数:約745万人
*日本版タイトル: サニー 永遠の仲間たち
*日本版キャッチコピー: 人生で一番輝いていた日々がまた、やってきた
*日本公開日:2012年5月19日
韓国オリジナル版サブポスター
*キャッチコピー:
<過速スキャンダル>のカン・ヒョン監督の七王女プロジェクトサニー
一番輝いた瞬間、私たちは一つだった
(どちらのポスターも同じキャッチコピーです)
*『過速スキャンダル』は2008年に公開されたカン・ヒョン監督の大ヒット作で観客動員数822万人。この映画は2010年に日本でも公開されました。
*『七王女プロジェクト』の「七王女」とは韓国では不良女子グループの代表的な名称として知られています。『サニー』の主人公たちと同世代の人は一度は噂を聞いたことがあると思います。本当かどうかはわかりませんが、カミソリをガムと一緒に噛んで顔に吐き出すという噂もありました。
▼日本リメイクバージョン
*リメイク版タイトル: SUNNY 強い気持ち・強い愛
*リメイク版キャッチコピー: 大人になって、青春と再会した。From 1990s to 2018
*日本公開日:2018年08月31日
怪しい彼女
*韓国版タイトル: 수상한 그녀(怪しい彼女)
*韓国版キャッチコピー:あなたはいつに戻りたいですか?
新年を開く国民コメディ怪しい彼女
*韓国公開日:2014年01月22日
*観客数:866万人
*日本版タイトル: 怪しい彼女
*日本版キャッチコピー: 突然、20歳
口を開けば罵詈雑言.凶暴で頑固でおせっかい.キュートな彼女は,70歳のおばあちゃん!?そんな怪しい彼女に世界中が首ったけ。人生は何度やっても素晴らしい!“全盛期”リプレイ・エンターテインメント!!
*日本公開日:約2014年7月11日
▼日本リメイクバージョン
*リメイク版タイトル: あやしい彼女
*リメイク版キャッチコピー:いきなり、20才。
*日本公開日:2016年04月01日
ただ君だけ
*韓国版タイトル: 오직 그대만
*韓国版キャッチコピー:私の心がただ一人だけを記憶しろと言います。
*韓国公開日:2011年10月20日
*観客数:約102万人
*日本版タイトル: ただ君だけ
*日本版キャッチコピー: 君の瞳に明日を届けたい
*日本公開日: 2012年06月30日
▼日本リメイクバージョン
*リメイク版タイトル: きみの瞳が問いかけている
*リメイク版キャッチコピー: 輝く未来をみてほしい そこに俺はいなくても
視力を失くした女と、夢を失った男。運命に翻弄される2人、痛いほどの純愛。
*日本公開日:2020年10月23日
ポスターのデザインもいろいろ違って面白いですね。次回は日本映画の韓国リメイク版比較を紹介します。
안녕!
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