見出し画像

自分とは?

 「生きてればどうにでもなる。」
 今だからこそ、そう思えるが昔はそんな事考えれなどしなかった。

高校生の頃、鬱病で学校を中退した。
鬱病になった一つの要因としては、家庭に悩みを抱えていたからだ。
別に、家庭で暴力を頻繁に受けてたとかいう訳ではないが両親が不仲で、機能不全家族のような感じだった。
とにかく、家族団欒の会話が無くあったとしても親同士でお互いのことを罵り合うような会話ぐらいしかなかった。
担任の先生は、こんな自分のために親身になって相談などにのってくれていて、学校に来ない日には毎日連絡をくれるなどをしてくれていた。
学校は、正直つまらないと思っていたけど、家にいるよりはましだったし、尊敬できる先生もいて居心地が良かった。
こんな自分でも、別に突然学校に通えなくなった訳ではない。
高一の夏休みの前から、不調が続いていて自分もこれが単なる風邪では無く、ストレスから来ているものだと気付いてはいた。
このままじゃ、自分の心は崩れてしまうと分かっていたけど何もやれなかった。
精神科に行って薬を貰ったり、入院したりとか本当に色々な事があった。
なんやかんやで、高2の頃遂に単位が足りなくなって学校を辞める事になった。
最後の日は、皆気まずそうに僕に目を合わせることもなく帰っていって、担任の先生とは別の先生から言われた「まあ、頑張ってね」と言う一言が胸に刺さって、なんだか本当に世界で一人だけ仲間外れにされているような気がした。

あれから、高認を取って大学に入って、寮で暮らす事になり今は大学3年生になった。
何も、あの頃と変わんないけど少し余裕が生まれて暗い穴から、少し日の当たる場所に来れた気はする。

この話は一旦これでお終いです。
ちょうど就活もあり、少し自分の人生の振り返りをしてみたくてこの記事を書いてみました。
見てくださった方、本当にありがとうございました。
また、機会があったら記事を書こうと思いますのでよろしくお願いします。


いいなと思ったら応援しよう!

こあめ そら
学生なので、少しでもサポートして頂くと助かります