営業はいらない①
こんにちは僕です。
今日は、気になった本があったので途中ですが読書感想文を書こうと思う。
営業はいらない 三戸政和
このタイトル、衝撃的で、
営業やってる人間は、え!?と少なからず興味は湧くだろうと思うんだが、
営業を好きでない自分としては、どんな感情で読めば良いのかわからんが、危機感はある。
そんな訳でこの本を読み始めたけど、冒頭からあー確かに、これがもう既に営業がいらないっていう事なのか!と驚いた。
①Amazonによって、BtoCにもたらされた大変革は、BtoBの現場でも起き始めている。
②医療業界では、営業の代名詞と言えるMRを代替するサービスが既に浸透している。
③あらゆる営業の分野で、セールステック(営業支援ツール)の存在感がますます大きくなっている。
わかりやすい例で解説されていたが、サザエさんに出てくる三河屋のサブちゃん、アレが営業マンという例えだ。
サブちゃんは磯野家に、そろそろ酒が無くなるから行った時に確認するかという磯野家に関する家族構成や酒の消費速度、前回納品した時期から計算してそろそろだなという頃合いでお酒をお勧めしてくる営業マンだと言うのだ。
あー、あれが営業マンって事なのかととても分かりやすくて納得した。
そして、この営業マンがいらなくなるというのだ。
それはどういう事か、
AmazonなどのECサイトを利用して、ネット上で購入できる時代になっている。
Amazonでは閲覧した商品や購入した商品から、オススメの商品を提案してくる。
これはもうサブちゃんではないか!
AIサブちゃんがいつの間にか自分の携帯の中にいるのだ。
驚いた。確かにこれを、AIがやるなら生身のサブちゃんはいらなくなる。
そしてそれを知った時、今の仕事でも同じだと気がついた。僕はルート営業を行っており納品も行うのだが、その時に注文者に会って話をするというスタイルだった。
だが今考えると現在、お客からの注文はほぼ購買システムで行われている。
今までは、お客さんへ直接会って納品も出来ていたが、納品物は受け取り専門の方が一括で受付を行い注文者への接触はほぼ無くなった。
直接会うならアポを取って、ということになるが扱う商品が新製品が出るなどのものでもないのでよっぽどの事がない限り中々アポを取る理由を見つけられない。
もうお分かりだろうが、この時点で自分の営業スキルの無さを嘆いてもいるがともかく。
自分が営業じゃなくても、配達担当で十分事足りているなと感じざるを得ない状態だと思った。
そうか、たしかにユーザーはネット上で自分の欲しい物を好きに選べてボタン一つで品物が届く。
これは、個人だけじゃなくもう、会社でも行われているんだと改めて感じさせられた。
じゃあ、今の営業としての自分は必要ないじゃないかと思う。
この本をまだ最後まで読んでいないので、一旦ここで終わりにするが、改めて自分の存在意義、価値という物を考えさせられた。
つらい。