アーユルヴェーダで過ごす1日
カルナカララアーユルヴェーダリゾートでの、アーユルヴェーダトリートメント初日の様子です。
一日の流れ
カルナカララでの、アーユルヴェーダ的過ごし方は結構忙しいです。
朝はヨガからスタートし、その後朝食をいただきます。トリートメント前は、必ずドクターコンサルテーション(問診)があります。今日の体調確認や、改善したい不調を伝えて、その日のトリートメント内容を決めてもらいます。
トリートメントは、午前と午後の2回で、1.5時間ずつ合計3時間たっぷり施術してもらいます。
夕方は瞑想やアクティビティに参加して、夕飯をとったら早めに就寝します。
改善したい不調
コンサルテーションで体調や体質を診てもらい、その日のトリートメント内容が決まります。私は今回3つの不調をお伝えしました。
脚の浮腫み
30歳すぎた頃から、慢性的に脚の浮腫みが気になるようになりました。昔は夕方でも、ブーツもパンプスも履けたのに、今は日中でも脚がパンパンです。ドクターに相談すると、日本人は特に多い症状と言われました。
首と肩のコリ
長時間のスマホとパソコンが原因で、前後に曲げるのも少し痛みがあります。アーユルヴェーダ的に最善なのは、スマホもパソコンも辞める事ですが、現代では難しいのでハーブの力を借りてケアしてもらいます。
便が出にくい
いつもは快便なのですが、長時間のフライトと外食や機内食が続き、珍しく不調になりました。便秘ではないけど、いつもより排便の量が少なく、お腹が張っています。
トリートメントの内容とその効果
それぞれのトリートメントには薬用ハーブで作られた、オイルやパウダーなどを使います。ハーブ薬の選び方は、体質や体調によって異なり、全てアーユルヴェーダドクターの元で行います。
【午前】
ヘッドマッサージ(シロビアンガ)
薬用オイルを使用し、頭皮をマッサージします。マルマというツボのような場所を刺激します。
ストレスや頭痛の緩和
白髪や抜け毛の予防
目の疾患
ふけ予防
睡眠の質向上
不眠症の改善
ピチュ
薬用オイルを使用したマッサージを行った後に、ピチュというオイル湿布を行います。ピチュは温めた薬用オイルをガーゼに浸して、患部に貼り付けます。今回は首と肩のコリと痛みのために、処方してもらいました。
ストレスや不安を和らげる
睡眠の質向上
筋肉や組織を緩め、痛みを和らげる
頭痛、筋肉痛、怪我による痛みの軽減
循環器系を刺激し、血行を良くする
オイルを浸透させることで、肌に潤いと栄養を与える
ネック&ショルダー&フットマッサージ(アビアンガ)
温めた薬用オイルでマッサージをします。耳までしっかりとマッサージします。
フットバス
マッサージ後に、ハーブ煎じ液のフットバスに入ります。
【午後】
フルボディマッサージ(アビアンガ)
薬用オイルを使用したマッサージです。温めたオイルをすり込んで浸透させるのが、アーユルヴェーダの特徴です。
血液循環を良くする
代謝をよくし、老廃物の排泄を促す
筋肉のリラックス
コリや筋肉痛の緩和
皮膚に潤いを与える
ピンダスウェダ(ハーバルボール)
ハーブの種や葉っぱ、スパイスなどをコットンの生地に包み、ボール状にしたものを蒸して、全身にすり込んでいきます。必ずオイルマッサージの跡に行います。
発汗と排泄を促す
筋肉のコリの緩和
肌質の改善
睡眠の質向上
盛りだくさんのトリートメントで、あっという間に1日が終了します。アーユルヴェーダトリートメントについては、語ることが沢山あるので、もし詳細を知りたい方がいらっしゃったら、ぜひコメントください。シェアさせていただきます。