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【ドラマ感想】ラケット少年団

「愛の不時着」の我らが末っ子、ウンドン役のタン・ジュンサンが主役。
何やら気楽に観られそうな雰囲気、ということで見始めた。
これはこれは、またなんともほっこり、ほっと、癒されるドラマだ。

あらすじ

父親の仕事の都合で、田舎に引っ越すことになったユン・ヘガン。父親はバドミントンの指導者をしている。ヘガンは野球をやりたいが、お金がなくてさせてもらえない。父親は優しいが、優しすぎるが故に友人の保証人になり、日々の生活にも困っている。そんな父親が田舎の中学校のバドミントン部のコーチを引き受けることに。妹とベガンとお父さん、3人で田舎へ引っ越す。ヘガンはバドミントンなんて絶対にしない、と言い張る。けれど、バドミントン部は支援も打ち切られそうな廃部寸前の様子。そんなの関係ないとヘガンは言っていたが、バドミントン部の少年たちにうまく誘導されたり、転がされたり、一緒に生活するうちに、ヘガンはバドミントンに真剣に向き合うようになる…。実はヘガンは小学生の頃、天才と言われたバドミントン少年だったのだ。

俺はユン・ヘガンだ!

へガンの口癖。そして決め台詞。可愛い可愛いウンドンが、今回は自信満々、俺様の様子。でも、やはり家族思いの妹思い、友達思いの優しい青年。
彼がバドミントンを辞めたのには実は理由があり、その気持ちを徐々に溶かしていく仲間との触れ合いがなんとも微笑ましい。
田舎の風景や村に住む人々との触れ合い。今のところ悪い人が出てくる気配はないし、安心して見ていられる。
そして「椿の咲く頃」にて可愛い可愛いピルグを演じていた、キム・ガンフンが今回も可愛いながら中学生に成長して出ている。しっかり者のピルグから今回は甘え上手な少年団の末っ子の立ち位置。
ヘガンの妹、ヘインも可愛い。
そう、子ども達が可愛いのだ。バドミントンに一生懸命な少年少女たちの青春物語。
でも、その指導者達や親たちの悩む様子もまた描かれていて、大人が見ていても懐かしむだけでなく、まさに「今」なのだ。

韓国ドラマを見ながら我が子の成長も考えてみる

韓国ドラマを観ていると、可愛い子ども達が沢山出てきて、それは見た目の話ではなく、細かな親子関係が描かれているゆえに、子ども一つ一つの愛らしさが出るのだ。
私の息子は精神的に甘えん坊だ、と思う。お風呂も一人で入るのを嫌がるし、夜一人で寝るのも嫌がる。
そろそろ無理にでも一人で寝かせるべきか?と思うのだが、SKYキャッスルを観て、中学生も高校生もまだまだ子どもでまだまだ大人の助けが必要なのだな、と思った。
そして、「ラケット少年団」をほのぼの見ていても、一見しっかりしていて自立しているように見えるのだが、場面場面で親の助けを必要としたり、親との接し方に可愛さが見え隠れする。
中学生男子がまだまだこんなに可愛いなら、うちの子もまだ甘えさせてあげるべき?とまた自分自身に許しを与える。
日本と韓国の違いなのか、それとも日本と韓国のドラマ事情なのか…実情は果たしてどっちなのか分からない。
ただ、どっちであっても、うちは韓国ドラマを観て安心させてもらえるので、それでよし、と思っている。
韓国の方もみんな立派な大人になってるんだし、と。
親に生意気を言っても、他方で甘える。そんな子ども達。
なかなかよその家庭の細かいところまで聞けないので、ヘガンがしっかりしているようで、一人で寝られずラケットを握りながら寝る様子も、ヘインと一緒に親子川の字で寝ようとする様子も、私を安心させてくれる。
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まだ6話。
これからまたまだヘガン達の成長を楽しみにしている。



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