【覚書】変化を記録する。年をとったなと感じること
どうしたって年はとるわけで、そんなことは当たり前なわけで、わざわざ声高にいうことではないのだが、自分への覚書・備忘録として記しておきたいと思う今日この頃なわけで、いつか何年後かに見返すことがあるかもしれないし、ないかもしれない。
2023年、年の瀬も迫る今日この頃。
今日は昨日の続きで、今年は去年の続きであり、今は数年前から始まっていた続きであり、今は点であって、線である。
お肌がぴちぴちとしていた時代もあったけれど、日々少しずつ変化し今日がある。
あの頃は想像もつかなかったけれど、確実に変化しているのだなあと思う。
子どもたちが毎日大きくなり、毎年毎年服や靴を買い替えて、自分は変わらないように思っていたけれど、私にもきちんと変化は起きていた。
①ヘアカラーを辞めた
今年から髪を染めるのを辞めた。
というのも、30を過ぎたあたりだったか、35を過ぎたあたりだったか、定期的に頭皮が「脱皮かよ」というぐらいに剥がれる(文字通り剥がれる)ことがあった。
いやだ〜なんで〜と思いながら、その時期を過ごしていたのだが、ある日ふと気がついた。
あれ?この脱皮、美容院に行ったあとに起こってないか?と。
そして、美容院に相談して、しばらくカラーをする際に頭皮を避けて液を塗ってもらうようにしていたのだが、どうにもこうにも治らない。やっぱり美容院で髪を染めた後に、脱皮している。
私は幸い、まだ白髪が生えていない。おそらく遺伝的なことだと思う。だから、一旦カラーをやめることにして、この1年染めていない。
当然、黒く染める時にも、液がしみるので(そう、滲みてヒリヒリするようになった)茶色くしている部分と黒い部分ができている。
懇意にしている美容師さん曰く「朝月さんは地毛が茶色いので、メッシュに見えなくもないっすよ。大丈夫っす」と励まされている。
今、メッシュな私。
②体重がマックス
毎年、年始に「今年の目標」として「運動」を掲げているが、心掛けているものの、体重増加にその運動量がどうも見合っていない。
そう、体重増加の勢いが年齢とともに増していき、若い頃の運動量では追いつかない。そう、人はそれを「代謝が落ちた」と言う。
認めよう。アラフォー、代謝が落ちています。
二十代の私よ。
永遠にその体型でいられると思っただろう。
二十代の私よ。
永遠に同じ量を食べても平気だと思っただろう。
子どもと同じ量は食べてはいけないことを悟った今年(遅い)
かたや成長期。
代謝も運動量も違うのに、同じ量を食べていいはずがない。
息子がいつまでも小さいこどもだと思うのもやめよう。
私が食べていた分は息子に回すことにする。
息子よ、大きなあれ。
③消化できていない
元々お通じはいい方だった。だから、今もそうだと思い込んでいたのだが、今年気がついた。あれ、私、今あまりお通じが良くないかもしれない。
それはある日突然気がついた。便秘だと思っていなかったが、そんなに出てもいない。ましてや食べる量には絶対に比例していない。(汚い話でごめんなさい)
調べてみたら、体を捻る動き、年と共にできていない人は消化機能も落ちるみたいね。体、捻っていないな、確かに。
今、ヨーグルトやオリゴ糖などを試しつつ、自分の消化機能を改善するには何がいいか試しているところである。
④体力がぐーんと落ちた
体力があるとは思っていなかったけれど、今年娘とユニバに行って気がついた。私、体力がない…落ちている。
数年前にユニバに行った時とは確実に疲れ方が違う。休み休み歩いたものの、次の日全身筋肉痛そして動けない…なんだ、この体力の衰え方は。
数年前からアリナミンを飲むようにしているのだが(え?)、アリナミンだけでは補えない。基礎体力とやらをつけるべきである。
まずは歩く。
週に1回ほどを目標にしていたのだが、今日ニュースで毎日1時間程度と言われてびっくりした。いや、まじ…?
日々の変化って気が付きにくい。
ある日突然ふと気がつく。
変化するのは子どもの頃だけだと思っていた二十代。
いつかは自分にも老いがくるとはわかっていた。
でも、「わかっている」ことと実際に感じることって別もの。
母が最近「何をするのも億劫で」と言う。それもわかる気がする。そういう日がやってきても仕方ないと思う。ぞれも「変化の一つ」なのだと思う。「老い」とも言うが、「変化」なのだと思う。人間は生まれた時から日々、変化する。変化し続ける。なんで二十代の私は「変化しない」と思っていたのだろう。なんて傲慢なのだろう。いや、頭ではわかっていたけれど、行動に移さなかった。体力が落ちるってことを頭ではわかっていたけれど、「本当に」落ちる日が来ることを「わかって」いなかった。今もそうだと思う。体力が落ちた、体力をつけなければいけないと思いながら、歩きに行けていない。私には「わかって」いても行動に移せないことばかりだ。とりあえず家で踏み台昇降してみようか。
「わかって」いることを行動に移す自分になれるように。想いを込めて、備忘録として。