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エイプリルドリーム

エイプリルフールでクスッと笑えるセンスの良い嘘をsnsで呟く友人を見て、「センスいいなぁ、俺もやってみようかなぁ」と思ったのですが、僕はどうやら短文で人の心を掴むようなセンスがないようです

例えばほら、芸人さんで一発ギャグが得意な人と、漫才のネタをしっかり作り込むことが得意な人と、フリートークが得意な人と、エピソードトークが得意な人とがいるように…

関係ないかな?

まぁエイプリルフールと言っても今日はすでに4/13

タイミングを逃している感は拭えないのですが、嘘がつけないのであれば、心の中の本当のことを書いてみようかな、と思いました

だから

『4月だから照れも恥じらいもなく自分の夢を語る』

エイプリルドリーム

を書いてみたいと思います

夢をってなんだろう?まずそこから

そもそも僕が若い頃に考えていたことは、

「自分が作ったもので誰かが喜んでそれで生活していく」

だったので、若き日の僕の夢はすでに叶っているんですよね

だから夢の定義を考えてみました

・想像するだけでワクワクするもの→これは夢かな

・現実的にどうしてもクリアしておかなければいけないこと→これは夢ではなくて課題

・頑張ったらどうにかなりそうなもの→これは目標だと思う、多分

・他人が聞いたら笑うか呆れるかだろうけどそうなれば俺幸せだな→これは夢だと思う

ということで、なるべく途方もない、現実離れした、現状の外側にあること、でもって叶ったら嬉しいだろうな、というものに限って書いていきたいと思います

おそらく後半の方が現実離れしていくと思います

①ラーメン屋初のミシュラン三ツ星を獲得する

これは僕の目標でもある『らーめんをガストロノミの領域に押し上げる』の延長上にあるのですが、料理体験としてらーめんという食べ物、ラーメン屋という形態が、レストランハジメやカンテサンス、または数寄屋橋次郎と同じレベルの感動を与えるとはどういう状態だろう?

想像もつかないです

しかし同じ食を司る仕事として、

「ラーメンは大衆食だからいいんだよ」

では可能性は小さくなります

そして高級食、ガストロノミへと進化していくとは、どんなことをすれば成せるのでしょうか?

お客様にどうすればそれは伝わるのでしょうか?

そしてその中で、三ツ星という評価をいただいて、世界中かららーめんを食べるために僕の店に人が集まる…

それはどれだけ感動することでしょうか?

想像するだけでワクワクします

だから今日の仕事とその道の途中だと思って励んでいます

②NASAに宇宙食として採用される

日本人宇宙飛行士が宇宙へ飛び、日本のメディアに向けて

「宇宙でもらーめんが食べれるんですよ、えーっと、今日はらーめん南さんの虹の橋をいただきます」

なんて言ってくれたら、震えますよね

震えますよ、そりゃ

③宮中晩餐会で日本のトラディショナルフードとして僕のラーメンがコースの〆に登場して世界の要人に食べてもらい、天皇陛下に謁見できる

これは震えるな

宮中晩餐会は一般の料理人は入れないんですよね、確か

宮内庁の中のナントカ係、みたいに決まった料理担当の方々が調理するんですよね、きっと

で、その写真を見ると、ちょっとクラシカルなフランス料理なんですよね

最先端のレストランや和食の店の料理ではないんですよね

間違いがあってはいけないから、無難なところに着地するのかな?

知らんけど

そんな中に

「らーめん南のレシピ教えてください」

って宮内庁からきて、

「いやぁ、ちょっと教えるわけにはいかないんで、スープとタレと麺とロービー渡しますわ。で、一日研修受けてくださいよ」

とか偉そうなこと言って、後々天皇陛下に拝謁させていただける機会を得て、天皇陛下から

「美味しかったですよ」

なんてお言葉を承れたら…そら震えるよなぁ…

④マジでらーめん食べた人が感動して涙が止まらないようならーめんを作る

究極は、これなんだろうな…

しのごの理屈抜きで、その人の魂を浄化させられるような、波の満ち引きが人生を語らせ、月の輝きが喜びと悲しみの両面を見せ、太陽が個人の実存を焼き切り、風が詩を刻むような、そんならーめんを作れたら、そして誰かが泣いて感動してくれたら…

きっと俺が泣くだろうな

そんな日がきたらいいな…

以上、僕のエイプリルドリームでした

今日も明日も明後日も、変わらず頑張ります

#私の仕事
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#エイプリルドリーム
#ラーメン
#ラーメン屋経営



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