MARIE

株式会社Rejoui 取締役。女性が活躍するデータサイエンスの会社です。やりたいなと思ったことが人のためになったらそれが一番いいなと思って生きてます。道に迷ったら書くnote

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最近の記事

父を亡くした日。

2021年7月14日、父 見並勝佳(みなみかつよし)が亡くなりました。77歳、3月に喜寿のお祝いをして「次は米寿のお祝いだね」と話していたのに。 父は進行がんの闘病中でした。2年半前に癌が発覚し、それもかなりの進行癌で完治は難しく、ホルモン剤や抗がん剤で少しずつ治療を行なっていました。副作用で苦しい日もあったでしょうに、会えばいつも笑顔で対応してくれました。 苦しい闘いではありましたが、がんの症状は毎月の治療で抑えることができており、まだまだ自分の意思もあり体も動く。そんな

    • 在宅ワークと在宅育児は別次元の話

      ここ数ヶ月のコロナウィルス感染拡大の影響で、一気に在宅ワークが浸透しました。「家で仕事するなんて無理」と言っていた方からも、実際に取り入れてみると、思ったより快適だったという声がちらほら聞こえます。 「このまま、在宅ワークもアリかも~!」なんて方もいますよね。私もちょっとそう思っています。 ただ、今回のコロナウィルスの影響による活動自粛では、集団生活でもある保育園や小学校が休業となり、在宅育児も舞い降りてきました。 もちろん仕方がないのですが、これは普段保育園に頼ってきた勢

      • 【共働き三種の神器】ドラム洗濯乾燥機で精神が解放された

        家事の工夫について発信していたから、「絶対持ってそう」と言われ続けたのに実は持っていなかった、ドラム洗濯乾燥機。 なんとなく日干しがいいのでは?とか、洗濯機が壊れたわけじゃないし…とかなぜか言い訳して買ってませんでした。ドラム式って、縦型に比べると意味不明なほどの値段差だし、洗濯がそこまで苦じゃなかったので、どのくらい生活にインパクトがあるのか想像できずにいたんですよね。 しかしこの在宅ワーク続きのタイミングで、家事の見直しについて夫婦で話し合う時間も増え、「買っちゃお!

        • 「投資を始めるべきタイミング」なんてものはない

          「あなたも純金積み立てやりなさいよ。月3000円でできるのよ」 と、最初に母に言われたのが大学1年生の時。2001年の出来事です。 我が母は、以前から身の回りの資産運用に関心があり、大きな投資はしないものの、株式、純金積立、外貨預金など比較的手軽な投資は少額ですが密かにしているタイプでした。 当時のわたしは、欲しいものの多くを親に買ってもらって過ごすぬくぬく実家暮らし。アルバイト代(約10万円)の使い道はほぼないはずなのに、毎月しっかりそのお金を溶かし続けていました。お金のか

          「やりたいこと」の見つけ方

          以前、「やりたいこと」なんてなくていいという記事を書きましたが、それは一部誤りだったと考えさせられることがありました。 気づいたのは、「やりたいこと」が明確にならないということは、自分の人生のビジョンを具体的に考えることからの逃げだったなということ。 先日、知人の勧めで「人生戦略セミナー」という招待制のセミナーに参加しました。このイベントは延べ3万人以上が参加していて完全招待制。内容は世の中のこと・自分の考え方に気づきを与えてくれる自己啓発型のセミナーです。今回はYENTA

          「やりたいこと」の見つけ方

          「やりたいこと」なんてなくていい

          以前の私は「やりたいことは何?」と人に聞かれる度に、何となくそれっぽい回答をしては、実はそんなに興味がないのに発言してしまったことと、現状やりたいことを持てていない自分に嫌気がさしていました。 思い起こすと、幼稚園の頃から聞かれてきた「将来何になりたいの?」も含めると、私はこの質問に人生をずっと縛られて生きていたように思います。 他の子が立派な回答をすると、母親は「あの子は夢があってすごい。あなたは何かないの?」と聞かれましたし、大人が喜ぶ回答を見つけられていないことが悪の

          「やりたいこと」なんてなくていい

          レポート:ママさん広報のためのランチタイム交流会

          先日「ママさん広報のためのランチタイム交流会」に参加しました。この回はサンクチュアリ出版の広報の方が発起人となり、子育てによる定時退社などで夜開催が多い外部セミナーに参加できない方向けの情報交換を目的とした場です。ランチ食べながら、子連れでもOKで都内会議室を借りてカジュアルに開催されます。 シェアリング1:ドラッカー様のタイムマネジメントの学び事前告知の段階で指定された書籍に対し、自分なりに得た学びや次のアクションに活かせると思ったことをシェアします。 前回に続きドラッカ

          レポート:ママさん広報のためのランチタイム交流会

          #I am Remarkable -Googleのワークショップを受けて

          先日、ありがたいご縁をいただきまして、Googleが推奨している自己啓発ワークショップ[#I am Remarkable]に参加してきました。 I am Remarkableとは米Googleが主導で広めている、女性をはじめコミュニティで正当に評価されない環境下にいる人が、自分自身の価値を自ら発信し周囲と認め合い、モチベートするための啓発ワークショップ。 ワークショップでは、自分自身が「ここが素晴らしい!」と思うことを紙に書き、それを【 I'm remarkable.なぜ

          #I am Remarkable -Googleのワークショップを受けて

          「一発で伝わる」と「説明コスト」の考え方

          先日、「パワーママプロジェクト」が主催するワーママ向けの朝活イベントに参加しました。そこで、価格自由をかかげ0円書籍販売で話題になった「実験思考」の著者 光本勇介さんのお話を聞く機会があり、大変参考になった&共感した言葉があったので紹介します。 光本さんといえば、STORES.jpやCASHなど、次々と世の中に「新しい」を提供し、何度も話題になっています。「こんなことできないかな?」を形にして世の中を驚かせるビジネスクリエイターともいえる方。 多くの人が光本さんに注目してい

          「一発で伝わる」と「説明コスト」の考え方

          「イヤイヤ期がなかった」という思い込み

          息子、もうすぐ4歳。結局、いわゆる「イヤイヤ期」のようなものはなかったように思います。 ただ、うちの母が「あんたはこんなにワガママじゃなかったのに!」と言いながら孫の扱いに苦労してるのをみると、私と夫が鈍感だったのかもしれないとも思います。 鈍感ながらも「イヤイヤ期こない!超いい子じゃん!」と思えた理由のようなものがあるのでまとめてみました。 「ご要望」は基本的にすべて受け入れる我が家は子育ての取り決めとして、「叱ってわかるようになるまでは子どもにNoを言わない」を掲げてい

          「イヤイヤ期がなかった」という思い込み

          営業女子9年、「営業やってて良かった!」と思うこと。

          身の回りの結婚や出産を控える女性からよくキャリアについての相談を受けます。その中で特に多いのが「出産後も仕事を続けたいので、営業職をやめたい」というもの。 営業の仕事は、精神的にも肉体的にもタフさが求められるイメージがあり、敬遠するのは女性に限らず少なくないですよね。私の身近な若者(特に新卒)も、「営業の部署だけは配属されたくない!」と言う子がけっこういます。 たしかにクライアントありきで予定が決まるし、外出が多いので肉体的に疲れます。社内外に気を回しながら仕事をして、何よ

          営業女子9年、「営業やってて良かった!」と思うこと。

          「成長」とは下りのエスカレーターを駆け上がるようなもの

          昔働いていたベンチャー企業の会長と社長にもらった言葉で、時々思い出しては自分の現状を振り返るものがいくつかあります。 そのうちの一つが「人は成長するほど自分の無知を悟り、焦るもの」という言葉。 人の成長は、例えるなら下りのエスカレーターを上っているようなもので、何もしなければそのまま下降してしまう。今の位置から上に登るためにはより強い力で逆走し続けなければなりません。それはとても苦しいもののはず。 もし今、自分が成長できず苦しいと感じていたら、それは実は成長に向かって進ん

          「成長」とは下りのエスカレーターを駆け上がるようなもの

          【マーケティング】ファンのお手本が欲しい人たち

          先日、スタバでコーヒー飲みながらディスカッションしていて盛り上がった話をメモがわりに。 ファンマーケティングで定義される最上層「熱狂的ファン」の下の階層には、「ファンに憧れる人たち」がいるという仮説を立てました。「ファンとはこういうもの」というイメージを持ち、それを真似することで自分はファンであると認識する状態の手前です。 何かにハマると人はその過程で「あ、いまハマってるな」という状態を自分自身で認識する瞬間がありますが、SNSがある今の時代はまさにその瞬間に世の中に向かって

          【マーケティング】ファンのお手本が欲しい人たち

          成長する人は「格言の自分ゴト化」がうまい

          先日、Rejouiで半期に一度行なっている社員研修を行ないました。都内のレンタルスペースで企業理念やこれからの事業の方向性・事業理解のためのグループワークなどを行ない、お互いを知りながらスキルアップをする場としてとても大切にしているイベントです。 その中で私が担当したコンテンツの1つが「プロフェッショナルの5つの条件」です。もともとは「プロフェッショナル原論」という書籍が原点で、コンサルティングファームで働く人のマインドを5つの流儀として定義された本をもとに、プロフェッショナ

          成長する人は「格言の自分ゴト化」がうまい

          株式会社Rejouiの取締役に就任しました。

          令和元年5月1日、新天皇陛下御即位の記念すべきこの日に、株式会社Rejouiの取締役に就任しました。 経緯やいまのキモチを綴らせていただきます。 ジョインを決めるまで今回の話を代表の菅からもらったのは、昨年9月の私のバースデーランチのときでした。菅とは出会って13年ほど経ちますが、世間知らずで小生意気だった私を当時から何かと気にかけ、些細な悩みも聞いてくれる姉のような存在です。どんなに忙しくても毎年誕生日をお祝いをしてくれるのは本当にありがたいことです。 この時も銀座の素敵

          株式会社Rejouiの取締役に就任しました。