熱帯魚用TDSメーターでコーヒーのTDS値は測れるのか?
TDSメーター
井崎英典編著「コーヒーを楽しむ教科書」を読みました。
溶解度はTDSメーターで測れると書いてありました。
本を読んだとき、趣味でコーヒーを飲む人にTDSメーターを買うのは無理があると思いました。
TDSメーターは値段が高すぎて、安くても50000円します。
その後、水槽用のTDSメーターを見つけました。
熱帯魚の水用ですが、取扱説明書には飲料水にも使えると書いてありました。
コーヒー用より安く、1870円です。
早速アマゾンで購入しました。
家に届いてすぐに水道水を測りました。
TDS値は40ppmでした。
つまり、1000リットルの水に40gの無機物(カルシウム、マグネシウム、ナトリウムなど)が含まれているということです。
水道水のTDS(全溶解固形物)は、ウェブサイトによると20~160だそうです。
次に妻がコンタクトレンズ用に使っている精製水を測ってみました。
もちろんゼロでした。
期待に胸を膨らませてドリップコーヒーを測ってみました。
「エラー」と表示されました!
何が悪いのでしょう?
それで、「エラー」と表示されたのはコーヒーの温度が原因かもしれないと考えました。
十分に冷めてからコーヒーのTDS値を測ってみると、1830ppmでした。
ウェブサイトによると、ドリップコーヒーの適正TDS値は1150~1350だそうです。