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絵画と小説 ー村上春樹とI.M.ヒロシ先生の作品作りの共通点ー
こんにちは。
山代温泉のギャラリーでI.M.ヒロシ先生の個展をやっているので行ってきました。
※I.M.Hiroshi氏
福井県在住の画家。絵もステキだが、話も面白い。
「なぜ、村上春樹は呼び捨てで、I.M.ヒロシには先生をつけるのか?」
と細かいことを言う人もいるかもしれないのでお断りしておきます。
村上春樹は、私の知り合いじゃないからです。もし知り合いになったあかつきには「村上さん」か「春樹さん」か「春ちゃん」か何かそんなので、呼ぶと思いますけど。
で、I.M.ヒロシ先生は私の友達の友達なので、友達です。
タモリ的に。
※タモリ…ミュージックステーションの司会者。
※「友達の友達はみな友達だ」というフレーズで番組をやっていた。
つまり、だいたい世の中の人は友達同士です。
■2人の作家(小説家と画家ですが)の作品作りの共通点
☆書く(描く)ときに結末(仕上がり)が決まってないこと
村上春樹は、
「書き出しがふと浮かんだら、書き始めて、結末がどうなるかは自分でもわからないが書いていく」
というようなことをどっかの本で書いています。
I.M.ヒロシ先生も、油絵を描くとき
「仕上がりがどうなるかは決まっておらず、描いているうちにどこかにたどり着く」
ということです。
今日聞いたので間違いありません。
ギャラリーの一角にイーゼルとキャンバスが置いてあり、その絵は描きかけでした。
私が「写真をとっていいですか」と言うと、先生が絵の続きを描きはじめたので質問したところ、上のようなお話になりました。
なぜ仕上がりが決まっていないがというと
「決まっていたら面白くないから」
ということでした。
※イーゼル…キャンバスを乗せるための道具。これがないと、壁に立てかけて絵を描かねばならず、ないと不便。私も持っています。
日曜画家的に。
■I.M.ヒロシ先生の話のまとめ
「大切なのは生命を特別なものと意識して生きること」
「人と同じでも良ければ、それはその人の自由であるが、俺はイヤだ。俺は俺のやりたいことをやりたいようにやる」
「健康が大切」
■お近くにお住まい(加賀市とか小松市とか)の方は行ってみたらいいんじゃないでしょうか。
面白いですよ。
場所…グーグルで「山代温泉 サロン 月月」と検索すれば出てきます。
それか、インスタで bluerhythm_officialを見たら載ってます。